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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ このよには ひとごとしげし こむよにも あはむわがせこ いまならずとも

★ 現世では、人の噂が酷いので、来世にも、お逢いいたしましょう。愛しき我が君、今でなくても

                                  巻4-541      高田女王

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★ つねやまず かよひしきみが つかひこず いまはあはじと たゆたひぬらし

★ いつもいらしていたあなたの使いのものも来ず、今は逢うまいとためらっておられるのだろう

                             巻4-542   高田女王    6首目


この6首は、今城王に送られた歌ですが、何故か、和へたる歌が一首も載っていません。

どのような意味でしょうか・・・・謎です。

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★ なにはがた しほひのなごり あくまでに ひとのみるこを われしともしも 

★ 難波潟の潮の引いた後の、名残りを人が飽きるまで見るように思う存分に愛する人を

  見ることができる事を、羨ましく思います。


                        巻4-533    大伴宿奈麻呂宿禰


全ての想いは、自然に例えられる・・・万葉の人々は、自然の中に生き、自然と共に生きている。

そして、死とは、自然に帰ることであり、恐い事でも恐ろしい事でもない・・・・

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★ あかごまの こゆるうませの むすびてし いもがこころは うたがひもなし

★ 赤駒が越えようとする馬小屋の横木をしっかりと結び固めておくように、我が妻の思いは

  疑いもないことです。

                                  巻4-530   聖武天皇

志貴皇子の娘である、海上女王(うなかみのおほきみ)へお与えになられた歌です。

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★ あづさゆみ つまびくよとの とほとにも きみがみゆきを きかくしよしも

★ 梓弓を爪で弾き鳴らす夜の弦打ち(つるうち)の音が遠くかすかに聞えるような話であっても

  君のお出でがあると聞けば嬉しいことです。

                     巻4-531  海上女王(うなかみおほきみ)の和へ奉れる歌

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