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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ そでふらば みもかはしつべく ちかけども

     わたるすべなし あきにしあらねば


★ 袖を振れば、互いに見交わすことも出来るほど

  近いのに、渡る手立てがないことです。

  七夕の秋ではないので・・・

      巻8-1525   山上憶良

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★ あまのがは いとかわなみは たたねども

    さもらひがたし ちかきこのせを


★ 天の川は、ひどい川波は立たないけれど

  船出の機会を窺うのが難しい。

  近いこの瀬であるのに・・・・

          巻8-1524   山上憶良


さもらふ→船出の機会を窺って待機すること

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★ あきかぜの ふきにしひより いつしかと

   あがまちこひし きみそきませる


★ 秋風が吹いたその日から、いつかいつかと待ち焦がれて

   いたあなた様がおいでになります。

        巻8-1523   山上憶良

  織姫の立場かな・・・??

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★ たぶてにも なげこしつべき あまのかは

     へだてればかも あまたすべなき


★ 石礫でも投げれば越えていけるだろうに

  天の川が隔てているからなのか、

  どうする手立てもないことです。

         巻8-1522  山上憶良

  師(そち)の家での筑前守であった憶良の作。

  師(そち)は、大伴旅人

  天平元年7月7日の夜

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★ かぜくもは ふたつのきしに かよへども

      わがとほづまの ことそかよはぬ


★ 風や雲は、二つの岸を通うけれども、

  私の遠い所にいる妻は、言葉は通わない

           巻8-1522   山上憶良

  

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