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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ をみなえし あきはぎまじる あしきのの  

     けふをはじめて よろづよにみむ


★ 女郎花や秋萩が咲き交じる蘆城の野原よ

   今日を始めとして、万代まで見ていよう

       巻8-1530  作者不詳

 太宰の諸の卿大夫(もろもろのまへつきみ)

 たちと官人(つかさびと)たちと、筑前国

 (つくしのみちのくちのくに)の蘆城(あしき)の

 駅家(うまや)にして宴(うたげ)せる歌

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★ あまのがは うきつのなみおと さわくなり

     あがまつきみし ふなですらしも

★ 天の川の 浮津の波の音が騒がしい・・・

   私がお待ちしている貴方が、船出するようですね

      巻8-1529    山上憶良

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★ かすみたつ あまのかはらに きみまつと

    いゆきかえるに  ものすそぬれぬ


★ 私の心の想いのような霞の立つ、天の川原

   で、貴方を待って行ったり来たりしているうちに

   私の裳の裾が濡れてしまった・・・

       巻8-1528     山上憶良


  霞や霧は、恋しい相手への想いの表現にしばしば

  使われます。

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★ ひこほしの つまむかへぶね こぎづらし

    あまのかはらに きりのたてるは

★ 牽牛が、妻を迎えに舟を漕ぎ出だしたらしい・・

  天の川の河原に霧が立っているというのは・・・

    巻8-1527   山上憶良

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★ たまかぎる ほのかにみえて わかれなば

     もとなやこひむ あふときまでは


★ 玉のきらめきのように、少しだけお逢いして

   お別れしたならば、無性に恋しい事でしょう。

   来年の七夕までは・・・・

        巻8-1526  山上憶良

  天平二年七月八日の夜、師(そち)の

  家に集いて・・・

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