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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ことふらば そでさへぬれて とおるべく

    ふりなむゆきの そらにけにつつ

★ 同じ降るなら、袖まで濡れ通るほどに降って

  欲しいのに、雪は空に消え消えして・・

  巻10-2317    雪を詠める

 こと→同じ

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★ ならやまの みねなほきらふ 

  うべしこそ まがきのしたの ゆきはけずけれ

★ 奈良山の峰はなお霧がかかっている。さてこそ

  垣根の下の雪は消えないことです。

 巻10-2316    雪を詠める

  うべしこそ→もっともなことに

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★ あしひきの やまぢもしらず 

  しらかしの えだもとををに ゆきのふれれば

★ あしひきの道もわからない。しらかしの枝も

  たわむばかりに雪が降っているので

  巻10-2315  柿本人麻呂歌集

 とををに→えだがたわむさま→たわわに

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★ まきむくの ひばらもいまだ くもいねば

    こまつがうれゆ あわゆきながる


★ 巻向の檜原にはまだ、雲がかかっていないのに

  小松の梢のあたりから淡雪が流れるように

  降ってくることです。

  巻10-2314    柿本人麻呂歌集

  末ゆの(ゆ)→梢、枝先、経過の場所

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★ あしひきの やまかもたかき

   まきむくの きしのこまつに みゆきふりくる

★ あしひきの山が高いからなのか、巻向の断崖の小松に

  雪が降ってくる。

 巻10-2313     柿本人麻呂歌集

岸→崖(がけ)

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