万葉歌手辻友子
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2025/07/14 (Mon)
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冬の相聞>巻10-2336「はなはだも 夜更けてな行き 道の辺の 斎小竹の上に 霜の降る夜を」
★ はなはだも よふけてなゆき
みちのへの ゆささのうえに しものふるよを
★ こんなに夜が更けてから帰ってはいけません。
道のほとりの笹の上に、霜が降り置く夜なのに
巻10-2336 霜に寄せたる
[0回]
2014/12/10 (Wed)
万葉たまゆら
冬の相聞>巻10-2335「咲き出照る 梅の下枝に 置く露の 消ぬべき妹に 恋ふるこのころ」
★ さきでてる うめのしづえに おくつゆの
けぬべきいもに こふるこのころ
★ 花が咲き出て照り輝く梅の下枝に置く露のように
消えてしまそうなほどに 妻を恋うているこの頃です。
巻10-2335 露によせたる
[0回]
2014/12/10 (Wed)
万葉たまゆら
冬の相聞>巻10-2334「沫雪は 千重に降り敷け 恋しくの 日長きわれは 見つつ偲はむ」
★ あわゆきは ちへにふりしけ
こひしくの けながきわれは みつつしのはむ
★ 泡のようなぼたん雪は幾重にも降りしきれ。恋した
ことの日々を長く重ねた私は、それを見ながらあなたを
偲ぼう
巻10-2334 柿本人麻呂歌集
[0回]
2014/12/09 (Tue)
万葉たまゆら
冬の相聞>巻10-2333「降る雪の 空に消ぬべく 恋ふれども 逢ふよしを無み 月そ経にける」
★ ふるゆきの そらにけぬべく こふれども
あふよしをなみ つきそへにける
★ 降る雪が空にけてしまうように、わが身も消えてしまいそうに
恋うのだけれど、逢うすべもなく月が経ってしまった事です。
巻10-2333 柿本人麻呂歌集
[0回]
2014/12/09 (Tue)
万葉たまゆら
冬の雑歌>巻10-2332「さ夜更けば 出で来む月を 高山の 峯の白雲 隠しなむかも」
★ さよふけば いでこむつきを
たかやまの みねのしらくも かくしなむかも
★ 夜が更けると出て来る月を、高山の峯の白雲は
隠してしまうだろう
巻10-2332 月を詠める
さ→聖性を表す接頭語
高山→高い山の事で固有名詞ではない
[0回]
2014/12/09 (Tue)
万葉たまゆら
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