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★ あまぎらひ ふりくるゆきの きえぬとも
きみにあはむと ながらへわたる
★ 空を曇らせて降ってくる雪のように、
命もきえてしまいそうだが、あなたに逢おうと
生きながらえていることです。
巻10－2345 雪に寄せたる
きみにあはむと ながらへわたる
★ 空を曇らせて降ってくる雪のように、
命もきえてしまいそうだが、あなたに逢おうと
生きながらえていることです。
巻10－2345 雪に寄せたる
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★ うめのはな それともみえず
ふるゆきの いちしろけむな まづかひやらば
★ 梅の花がそれだとも見えないように降る雪のように
はっきりと知られてしまいますね。間使いをやったならば・・・
巻10－2344 雪に寄せたる
「いちしろけ」→はっきりと目に立つ
ふるゆきの いちしろけむな まづかひやらば
★ 梅の花がそれだとも見えないように降る雪のように
はっきりと知られてしまいますね。間使いをやったならば・・・
巻10－2344 雪に寄せたる
「いちしろけ」→はっきりと目に立つ
[0回]
★ うめのはな それともみえず
ふるゆきの いちしろけむな まづかひやらば
★ 梅の花がそれだとも見えずに、降る雪のように
はっきり知られてしまいますね。伝言の使いを
やったならば
巻10－2344 雪に寄せたる
いちしろけ→はっきり目に立つ
ふるゆきの いちしろけむな まづかひやらば
★ 梅の花がそれだとも見えずに、降る雪のように
はっきり知られてしまいますね。伝言の使いを
やったならば
巻10－2344 雪に寄せたる
いちしろけ→はっきり目に立つ
[0回]
★ わがせこが ことうつくしみ いでゆかば
もびきしるけむ ゆきなふりそね
★ わが背の君のことばを愛おしく思って、逢いに出て行ったなら
裳裾を引いたあとがはっきりしてしまいましょう。
雪よ降らないでくれ。
巻10－2343 雪に寄せたる
雪な降りそね→な～そ→禁止の意
もびきしるけむ ゆきなふりそね
★ わが背の君のことばを愛おしく思って、逢いに出て行ったなら
裳裾を引いたあとがはっきりしてしまいましょう。
雪よ降らないでくれ。
巻10－2343 雪に寄せたる
雪な降りそね→な～そ→禁止の意
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★ いめのごと きみをあひみて あまぎらし
ふりくるゆきの けぬべくおもほゆ
★ 夢のようにはかなく、あの方とお会いして
天を曇らせて降ってくる雪のように、消え
果ててしまいそうに思われます。
巻10－2342 雪に寄せたる
ふりくるゆきの けぬべくおもほゆ
★ 夢のようにはかなく、あの方とお会いして
天を曇らせて降ってくる雪のように、消え
果ててしまいそうに思われます。
巻10－2342 雪に寄せたる
[0回]