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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ うめのはな さけるをかへに いへをれば

   ともしくもあらず うぐひすのこえ

★ 梅の花が咲いている丘の辺りの家に居ると、十分に

  聞けるから 物足りなく思うこともない。鶯の声は

    巻10-1820   

  ・ともしくもあらず→ 対象への欠乏感からそれを

              求めたいとする感情を示す語

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★ さくらばな いまそさかりと ひとはいへど

   われはさぶしも きみとしあらねば

★ 桜の花は今が盛りと人は言うけれど、わたしは淋しいことです。

  あなたと一緒にいないので

  巻20-4074  大伴池主   物に属けて思ひを発せる(寄物陳思と同様)

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★ うちなびく はるたちぬらし 

  わがかどの やなぎのうれに うぐひすなきつ

★ 一面霞こめる春になったらしい。わが家の門の

  柳の枝先で鶯が鳴いた

   巻10-1819   柿本人麻呂歌集

 ・うちなびく→枕詞

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★ こらがなに かけのよろしき

  あさづまの かたやまきしに かすみたなびく

★ いとしい子を名づけて呼ぶのも嬉しい朝妻の

  その山の岸に霞がたなびいている

   巻10-1818  柿本人麻呂歌集

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★けさいきて あすはきなむと いひしこが 

  あさづまやまに かすみたなびく


★ 「今朝は帰って行って、明日は来よう」と言っていたあの子、

   その朝妻山に霞がたなびいている。

    巻10-1817   柿本人麻呂歌集

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