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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ むらさきの ねはふよこのの はるのには

   きみをかけつつ うぐひすなくも

★ 紫草が根を這い延ばす横野の春の野には

  あなたの名を口にするが如く鶯が鳴くことです。

   巻10-1825

・ 懸けつつ→口に出すの意

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★ ふゆこもり はるさりくれば

  あしひきの やまにものにも うぐひすなくも

★ 隠っていた冬がさって、春がやって来ると、

  あしひきの 山にも野にも鶯が鳴くことです。

  巻10-1824

・ あしひきの→枕詞

・ 冬こもり→枕詞

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★ あさゐでに きなくかほどり なれだにも

   きみにこふれや ときおへずなく

★ 朝の井堰に来て鳴く貎鳥よ。お前までも 君を

  恋しているのか、絶え間なく鳴くことです

   巻10-1823  

・ 朝井堰→朝の堰(水利の為に川を堰き止める提)

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★ わがせこを なこしのやまの よぶこどり

   きみよびかへせ よのふけぬとに

★ 「わが背の君よ 山を越して行くな」と言う名の

  ナコシの山の呼子鳥よ。あの方を呼び返して、

  夜の更けぬうちに

   巻き10-1822    

 ・わが背子を→枕詞

 ・呼小鳥→恋人の名を呼びたてる鳥の意

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★ はるがすみ ながるるなへに 

  あおやぎの えだくひもちて うぐひすなくも

★ 春の霞が、流れるとともに 

  青柳の枝をくわえ持って、鶯が鳴くことです。

   巻10-1821

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