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★ かはづなく よしののかはの たぎのうへの
あしびのはなそ はしにおくなゆめ
★ かじかの鳴く吉野の川の激流のほとりに咲く
馬酔木の花よ。けっして、粗末な場所に
置いてはいけません、けっして。
巻10－1868
・かはづ→蛙の歌語
・滝（タギ）→激流のこと
・滝の上の→上→ほとり
あしびのはなそ はしにおくなゆめ
★ かじかの鳴く吉野の川の激流のほとりに咲く
馬酔木の花よ。けっして、粗末な場所に
置いてはいけません、けっして。
巻10－1868
・かはづ→蛙の歌語
・滝（タギ）→激流のこと
・滝の上の→上→ほとり
[0回]
★ あほやまの さくらのはなは けふもかも
ちりみだるらむ みるひとなしに
★ 阿保山の桜の花は今日もまた、散り乱れている・・・
それをみるひともいないのに・・・・
巻10－1867
ちりみだるらむ みるひとなしに
★ 阿保山の桜の花は今日もまた、散り乱れている・・・
それをみるひともいないのに・・・・
巻10－1867
[0回]
★ きざしなく たかまとのへに さくらばな
ちりてながらふ みむひともがも
★ 春雉が鳴く高円山のあたりで、桜の花びら
散っては流れて行く。それを見る人がいてほしいものです。
巻10－1866
・ 見る人もがも→もがも→願望
ちりてながらふ みむひともがも
★ 春雉が鳴く高円山のあたりで、桜の花びら
散っては流れて行く。それを見る人がいてほしいものです。
巻10－1866
・ 見る人もがも→もがも→願望
[0回]
★ うちなびく はるさりくらし
やまのまの とおきこぬれの さきゆくみれば
★ 一面に 春がやって来たようです。山の辺りの
遠い梢に桜が咲いているのを見ると・・・
巻10－1865
やまのまの とおきこぬれの さきゆくみれば
★ 一面に 春がやって来たようです。山の辺りの
遠い梢に桜が咲いているのを見ると・・・
巻10－1865
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★ うちなびく はるさりくらし やまのまの
」
とほきこぬれの さきゆくみれば
★ 一面に春がやって来たらしい。山の辺りの
遠い梢に桜の花が咲いて行くのを見れば・・・
巻10ー1865
」
とほきこぬれの さきゆくみれば
★ 一面に春がやって来たらしい。山の辺りの
遠い梢に桜の花が咲いて行くのを見れば・・・
巻10ー1865
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