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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ たまにぬく あふちをいへに うえたらば

    やまほととぎす  かれずこむかも


★ 公霍鳥が珠として貫くあふちの花を

  家に植えたらいつも来るかな

     ・花は散るらむ→「む」は推量→「な」は詠嘆

                 大伴家持


      巻17-3910

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★ほととぎす なにのこころそ  たちばなの

   たまぬくつきし   きなきとよむる


★ ホトトギスはどういうつもりなのか。橘の花を玉に
 
  通す月にこそやって来て鳴き響かせるとは

            大伴家持

   巻17-3912

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★あしひきの やまべによれば ほととぎす

   くのまにたちくき  なかぬひはなし

★ あしひきの山辺居るとほととぎすが木の

  間を潜って鳴かない日はない

      ・あしひきの→枕詞

      ・木の間の立ち潜り→狭いところをくぐる

      ・散らまさくのみ→「ちらさまくのみ」→「散らまく」

        →「散らさむ」のク語法

                    大伴家持

         巻17-3911

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★ たちばなは つねにもが  ほととぎす

   すむときなかば   きかぬひはなけむ

★ 橘はいつまでも咲き続ける花であってほしい。

  ほととぎすがすもうとやって来て鳴くなら

  毎日聴くことだろう

      ・なけむ→「なけ」は、「なし」の未然形

              大友家持

         巻17-3909

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★たてなめて いずみのかわの すいみゃくたえず

   つかへまつり  おおみやどころ

★ 楯を並べて射る泉の川の水脈が絶えないように

  いつまでもお仕えしようよ、大宮所

    ・楯なめて→枕詞

             境部老麻呂

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