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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あめのした すでにおおひて  ふるゆきの

    ひかりをみれば  とうとくもあるか

★ 天下をおおい尽くして降る雪の、輝きを見ると貴いことよ

      ・すでに→すっかり。一面に

                紀清人

     巻17-3923

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★ ふるゆきまでに  しろかみまでに おおきみに

     つかへまつれば   とうとくもあるか


★ 降る雪の如き白髪になるまで大君に

  お仕え申すと 畏れ多いことです

      ・貴くもあるか→降り積もる「雪」の白さを

      自身の「白髪」

                  橘諸兄
 
       巻17-3922

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★かきつばた  きぬにすりつけ  ますらをの

   きそひかりする   つきはきにけり


★杜若を衣に摺り染めにして、丈夫たちが着飾って狩をする月が

  やって来たことだ。  

       ・杜若→あやめ科の多年草

       ・丈夫→宮廷に仕える官人たち

       ・着襲ひ→重ね着する意

              大伴家持

   巻17-3921

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★ うづらなき   ふるしとひとは  ひとはおもへれど

   はなたちばなのにほふ   このやと


★ 鶉が鳴きもう故郷だと人は思っているけれど、橘が

  咲き匂うよ、この家よ

          ・鶉鳴き→枕詞

                   大伴家持

       巻17-3920

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★ あおによし ならのみやこは  ふるぬれど

   ほんほととぎす   なかずあらばむ


★橘の香る庭にはほととぎすが鳴くと人が言う

 。網を張ればよかったものを

     ・あをによし→枕詞

          大伴家持

   巻17-3919

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