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★ たちばなの にほへるそのに ほととぎす
なくとひとつぐ あみささましを
★橘の咲きかおる庭はほととぎすが鳴くと人が言う
網をはれば良かったものを
・にほへる→花の芳香を意識
大伴家持
巻１７ー３９１８
なくとひとつぐ あみささましを
★橘の咲きかおる庭はほととぎすが鳴くと人が言う
網をはれば良かったものを
・にほへる→花の芳香を意識
大伴家持
巻１７ー３９１８
[0回]
★ ほととぎす よこえなつかし あみささば
はなすぎとも っかずかならむ
★ ほととぎす夜鳴きの声が心をひく。網を張ったら
花が散ってしまっても去らずに鳴くだろうか
・夜声なつかし→対象ついてよくしんわしたい感情
・網刺さば→鳥のための捕獲
・離れず鳴かむ→途絶える事無く、たえず
大伴家持
巻17－3917
はなすぎとも っかずかならむ
★ ほととぎす夜鳴きの声が心をひく。網を張ったら
花が散ってしまっても去らずに鳴くだろうか
・夜声なつかし→対象ついてよくしんわしたい感情
・網刺さば→鳥のための捕獲
・離れず鳴かむ→途絶える事無く、たえず
大伴家持
巻17－3917
[0回]
★ あしひきの やまたにこへて のづかさに
いまはなくらむ うぐひすのこへ
★ あしひきの山や谷を飛び越えて、野の高みに
今は鳴いているだろう鶯の、その声よ
・あしひきの→枕詞
・野づかさ→「つかさ」は小さくなった所
山部赤人
巻17－3915
いまはなくらむ うぐひすのこへ
★ あしひきの山や谷を飛び越えて、野の高みに
今は鳴いているだろう鶯の、その声よ
・あしひきの→枕詞
・野づかさ→「つかさ」は小さくなった所
山部赤人
巻17－3915
[4回]
★ ほととぎす いましきなかば よろづよに
かたりつぐべく おもほゆるかも
★ ほととぎすが今しも来て鳴いたら、何時までも
語りつぐべくものと思われる
・「今し来なかば」→「し」は強意
・「交遊」→友人
田口馬長
巻17－3914
かたりつぐべく おもほゆるかも
★ ほととぎすが今しも来て鳴いたら、何時までも
語りつぐべくものと思われる
・「今し来なかば」→「し」は強意
・「交遊」→友人
田口馬長
巻17－3914
[0回]
★ ほととぎす あふちのえだに ゆきていば
はなはちるらむ たまとみるまで
★ ほととぎすがあふちの花の枝に来て
止まったら、花は散るだろうなあ。
玉かと思えるほどに
・花は散るらむ→「む」→推量→「な」→詠嘆
大伴家持
巻17－3913
はなはちるらむ たまとみるまで
★ ほととぎすがあふちの花の枝に来て
止まったら、花は散るだろうなあ。
玉かと思えるほどに
・花は散るらむ→「む」→推量→「な」→詠嘆
大伴家持
巻17－3913
[0回]