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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ まつのはな  はなかずにしも  わがせこが


     おもへらなくに  もとなさきつつ


★ 私は松の花。花の数ともあなたは思っておられないように
  

  、徒らに咲き続けて

         ・もとな咲きつつ→わけもなく、むやみに

                  平軍女郎

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★ うぐひすの なくくらたにに うちはめて

    やけばしぬとも  きみをしまたむ

★鶯が鳴く崖谷にわが身を投げ入れて、焼け死ぬように

 辛いことがあっても、あなたをお待ちしましょう


           ・うちはめて→「うち」は接頭語

                   「はめ」は入れ込む意

                →谷に身を投じることか
 
               平郡女郎
     巻17-3941

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★ よろづよと  こころはとけて  わがせこが

    つみしてみつつ   しのびかねつも


★ 万代までもと心も解け合って、あなたが取り上げた

  手を見ながら、堪えがたいことです

          ・忍びかねつも→恋心を→「かね」は

            ^しようとしても、できない意

            平郡女郎

    巻17-3940

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★ さとちかく  きみがなりなば  こひめやと 

    もとなおもひし  あそくやしき


★ わが里近くあなたが住むようになったら、恋に苦しむ

  こともなかろうと、他愛もなく思った私が悔やまれます。

          ・恋ひめやとー「や」反語

          ・もとな思ひし→「もとなし」→わけもなく、むしょうに

           平郡女郎

    巻17-3939

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★ かくのみや  きみがこひをらむ

  ぬばたまの  よるのひもだに  ときはけずして


★ このようにばかり恋続けているのだろうか。

  真っ暗な夜の紐一つほどかないで

                 ・ぬばたまの→枕詞

             平郡女郎

     巻17-3938

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