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★ ひぐらしの なきぬるときは をみなへし
さきたるのべは ゆきつつみべし
★ ひぐらしの切なく鳴く時は、女郎花の咲いている
野辺を歩きながら、花を見るのがよいですね
・見べし→ー「べし」は、勧誘・適当
秦八千鳥
巻17－3951
さきたるのべは ゆきつつみべし
★ ひぐらしの切なく鳴く時は、女郎花の咲いている
野辺を歩きながら、花を見るのがよいですね
・見べし→ー「べし」は、勧誘・適当
秦八千鳥
巻17－3951
[1回]
★いへにして ゆひてし ひもをときはなけず
おもふこころを だれかしらぬも
★家で妻が結んだ紐をほどきもせず妻を慕ってしたっている心は
誰にも理解できないのに
大伴家持
巻17－3950
おもふこころを だれかしらぬも
★家で妻が結んだ紐をほどきもせず妻を慕ってしたっている心は
誰にも理解できないのに
大伴家持
巻17－3950
[0回]
★あまざかる ひなにあるわれを うたいがたいも
ひもときさけて おもほすらめしも
★ 天遠いいなかにいる私だのに、妻が紐をほどき
つつ思っておられるのに
・天離る→枕詞
大伴地主
巻17－3949
ひもときさけて おもほすらめしも
★ 天遠いいなかにいる私だのに、妻が紐をほどき
つつ思っておられるのに
・天離る→枕詞
大伴地主
巻17－3949
[0回]
★ あまざかる ひなにつきへぬ しかれども
ゆひてひもを ときもあけなく
★ 天遠いいなかに幾月を過ごしたしかし妻の結んだ
紐をほどくことがない。だのに
・ 天離る→枕詞
ゆひてひもを ときもあけなく
★ 天遠いいなかに幾月を過ごしたしかし妻の結んだ
紐をほどくことがない。だのに
・ 天離る→枕詞
[0回]
★ けさのあさあけ あきかぜさむし とおつひと
かりがきなかむ ときちかみかも
★ 今日の明け方は秋風が寒かった。遠い人を
結ぶ雁がやって来て鳴く時は近くなったからかなあ
・朝明け→夜明け。早朝
・遠い人→枕詞
大伴家持
巻17－3947
かりがきなかむ ときちかみかも
★ 今日の明け方は秋風が寒かった。遠い人を
結ぶ雁がやって来て鳴く時は近くなったからかなあ
・朝明け→夜明け。早朝
・遠い人→枕詞
大伴家持
巻17－3947
[0回]