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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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・もののふの やそおとめらが くみまがふ

    てらいのうへの  かたかごのはな

・少女達が 大勢入り乱れて水を汲む寺の泉-その畔に、今

  咲き乱れている堅香子の花

    巻19-4143 大伴家持

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★ はるのひに  はれるやなぎを とりもちて

    みればみやこの  おほちおもほゆ

★ 春の陽光に芽をふくらませた柳の枝を手折り、
  
  つくづく見れば、京の大路が思い起こされる

         巻19-4142  大伴家持

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★ はるまけて ものがなしきに さよふけて

    はぶきなくかも たがたにかすむ

★ 待ちかねた春が来て、何かと切ない気分でいるところに、

  夜が更けた頃、羽ばたきながら鳴いてゆく鴨、誰の田に

  住む鴨であろうか?

           巻19-4141  大伴家持

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★ ゆきのうへに てれるつくよに うめのはな

    おりておくらむ  はしきこもがも

★ 積もった雪の面を照らす月明かりの夜、こんな風流な夜には、
 
  梅の花を折って愛しい人の下に贈りたい。そんな相手があればよいものを

             巻18-4134 大伴家持

 ・雪,月、花を一首の内に詠み込んだ最初の歌で、

  後世の日本の美意識の原型が家持の歌に
 
  見られることは大変興味深い

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★ はるのあめは いやしきふるに うめのはな

    いまださかなく  いとわかみかも

★ 春雨はしきりに降っているものの、我が家の梅の花は咲かないことです。

  あまりに若すぎるからでしょうか?

                    巻4-786 大伴家持

 ・娘を梅の花に例えて、婉曲に縁談を断っている。

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