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★ にわなかの あすはのかみに こしばさし
あれはいははむ かえりくまでに
★庭の中の阿須波の神に小柴をさし供え、私は身を
きよめて行こう。無事に帰ってくるまでには
若麻読部諸人
巻19－4350
あれはいははむ かえりくまでに
★庭の中の阿須波の神に小柴をさし供え、私は身を
きよめて行こう。無事に帰ってくるまでには
若麻読部諸人
巻19－4350
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★ ももくまの みちはきにしを またさらに
やそしますぎて わかれゆかむ
★幾まがりもの道をやって来たのだが、またさらに
島々を無数にこたえて別れ行くのか
刑部三野
巻19－4349
やそしますぎて わかれゆかむ
★幾まがりもの道をやって来たのだが、またさらに
島々を無数にこたえて別れ行くのか
刑部三野
巻19－4349
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★ たらちねの ははをわかれて まことわれたびの
かりほにやすく ねむかも
★たらちねの母の許を離れて、本当に私は、旅の仮の
宿りに安らかに寝ることができるのかなあ
日下部三中
巻19－4348
かりほにやすく ねむかも
★たらちねの母の許を離れて、本当に私は、旅の仮の
宿りに安らかに寝ることができるのかなあ
日下部三中
巻19－4348
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★ いへにして こひつつあらずは ながはける
たちになりても いはひてしかも
★家に残って恋い慕っているよりは、お前が帯びた
大刀になって、守ってやりたいなあ
日下部三中の父
巻19－4347
たちになりても いはひてしかも
★家に残って恋い慕っているよりは、お前が帯びた
大刀になって、守ってやりたいなあ
日下部三中の父
巻19－4347
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★ ちちははが あたまかきなで さくあれて
いひしことばぜ わすれかねつる
★父母が 頭を撫でて無事でいよと言った言葉が
忘れかねるよ
巻19－4346
いひしことばぜ わすれかねつる
★父母が 頭を撫でて無事でいよと言った言葉が
忘れかねるよ
巻19－4346
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