万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
Write
|
Admin
[
4
] [
5
] [
6
] [
7
] [
8
] [
9
] [
10
] [
11
] [
12
] [
13
] [
14
]
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2024/11/21 (Thu)
PR
26 青柳の 糸よりかくる 春しもぞ 乱れて花の ほころびにける
★あおやぎの いとよりかくる はるしもぞ
みだれてはなの ほころびにける
★ 柳は青々として、糸をよって布を織っているような
春であることです。桜は風に乱れて、つぼみが
ほころんでいる。
貫之
[0回]
2018/09/26 (Wed)
古今和歌集
わがせこが 衣春雨 降るごとに 野辺の緑ぞ 色まさりける
★ わがせこが ころもはるさめ ふるごとに
のべのみどりぞ いろまさりける
★ 冬が過ぎて、夫の冬着の洗い張りをする季節。時々
春雨が降る。そのたびごとに、野辺の緑がひときわ
色を深めてゆく
貫之
春になると冬の着物を、洗い張りして、仕立て直す。妻の
役目である。「洗い張り」の「張り」と「春」を掛けている。
[0回]
2018/09/25 (Tue)
古今和歌集
常盤なる 松の緑も 春来れば いまひとしほの 色まさりけり
★ときはなる まつのみどりも はるくれば
いまひとしほの いろまさりけり
★ 一年を通じて色を変えないはずの松の緑も
春になると、いっそう鮮やかに色が冴えわたる
源宗干朝臣(みなもとのむねゆいあそむ)
[0回]
2018/09/23 (Sun)
古今和歌集
春のきる 霞のころも ぬきをうすみ 山風にこそ 乱るべらなれ
★ はるのきる かすみのころも ぬきをうすみ
やまかぜにこそ みだるべらなれ
★ 春の女神が身にまとっている霞の衣は、横糸が弱いので
山風に吹かれて、いまにも乱れそうです。
在原行平朝臣(ありはらのゆきひらのあそむ)
・~べらなれ→~しそうだ。
[0回]
2018/09/22 (Sat)
古今和歌集
春日野の 若菜摘みにや 白妙の 袖ふりはへて 人のゆくらむ
★ かすがのの わかなつみにや しろたへの
そでふりはへて ひとのゆくらむ
★春日野に若菜を摘みに行くのだろうか。真っ白な
袖を振りながら、人々がせっせと出かけるよ
貫之
[0回]
2018/09/21 (Fri)
古今和歌集
前のページ
HOME
次のページ
カレンダー
10
2024/11
12
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
最新記事
大君の 遠の朝廷と あり通う 島門を見れば 神代し思ほゆ
(08/25)
巻2-217 長歌 吉備津采女が死にし時に、柿本朝臣人麻呂の作る歌
(01/23)
巻2-210 長歌 柿本人麻呂
(01/19)
巻2-199 高市皇子の城上(きのへ)の殯宮(あらきのみや)の時に、柿本朝臣人麻呂の作る歌 一首
(12/11)
紫式部日記2
(12/11)
ブログ内検索
アーカイブ
2023 年 08 月 ( 1 )
2021 年 01 月 ( 2 )
2020 年 12 月 ( 2 )
2020 年 11 月 ( 3 )
2020 年 09 月 ( 2 )
2020 年 06 月 ( 6 )
2020 年 05 月 ( 8 )
2020 年 04 月 ( 28 )
2019 年 11 月 ( 4 )
2019 年 08 月 ( 3 )
プロフィール
HN:
辻友子
HP:
万葉歌手 辻友子 クリック!!
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
カテゴリー
未選択 ( 28 )
万葉たまゆら ( 5305 )
日々徒然 ( 757 )
日々和歌徒然 ( 159 )
師匠 藤岡宣男のこと ( 43 )
日々川柳 ( 1 )
古今和歌集 ( 73 )
万葉防人の歌 ( 32 )
万葉七夕の歌 ( 11 )
新古今和歌集 ( 8 )
金槐和歌集 ( 2 )
紫式部日記 ( 2 )
辻友子のサイト
管理画面
新しい記事を書く
万葉歌手 辻友子
Copyright ©
万葉歌手辻友子
All Rights Reserved.
Designed by
10p
Powered by
Ninja Blog
忍者ブログ
[PR]