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★ うめのはな たちよるばかり ありしより
ひとのとがむる かにぞしみける
★ 梅の花が咲いている。少し傍らに寄っただけなのに、
誰の移り香かと、恋人に咎められるほど、香りが
着物に移ってしまった。
35 題知らず よみ人しらず
憎いね・・・・なんて、素敵なセンスでしょう
ひとのとがむる かにぞしみける
★ 梅の花が咲いている。少し傍らに寄っただけなのに、
誰の移り香かと、恋人に咎められるほど、香りが
着物に移ってしまった。
35 題知らず よみ人しらず
憎いね・・・・なんて、素敵なセンスでしょう
[3回]
★ やどちかく うめのはなうゑじ あぢきなく
まつひとのかに あやまたれけり
★ 家の近くに、梅の花など植えない。いたずらに、
訪れを待っているあの方の香に間違えてしまうから・・
34 題知らず よみ人知らず
まつひとのかに あやまたれけり
★ 家の近くに、梅の花など植えない。いたずらに、
訪れを待っているあの方の香に間違えてしまうから・・
34 題知らず よみ人知らず
[0回]
★ いろよりも かこそあはれと おもほゆれ
たがそでふれし やどのうめぞも
★ 真っ盛りの梅の花より、香りがみごとだと思われます。
どんなお方の袖が触れていったのでしょう。我が家の
梅に・・・
33 題知らず よみ人しらず
昔は、男女の区別なしに、着物にお香を焚いていました。
たがそでふれし やどのうめぞも
★ 真っ盛りの梅の花より、香りがみごとだと思われます。
どんなお方の袖が触れていったのでしょう。我が家の
梅に・・・
33 題知らず よみ人しらず
昔は、男女の区別なしに、着物にお香を焚いていました。
[0回]
★ おりつれば そでこそにほへ むめのはな
ありとやここに うぐひすのなく
★ 題しらず
梅の花を折ってきた私の袖に、梅の花の香が
漂う・・・鶯は梅の花があると思うのだろうか・・
私の傍らまで来て鳴いていることよ
よみ人知らず
ありとやここに うぐひすのなく
★ 題しらず
梅の花を折ってきた私の袖に、梅の花の香が
漂う・・・鶯は梅の花があると思うのだろうか・・
私の傍らまで来て鳴いていることよ
よみ人知らず
[0回]
★はるがすみ たつをみすてて ゆくかりは
はななきさとに すみやならへる
★春霞が立って、よい季節になったのに、それを見捨てて北国へ
帰ってしまう雁は、花の咲かない里に、住む癖がついているのだろうか
帰雁（かへるかり）をよめる 伊勢
はななきさとに すみやならへる
★春霞が立って、よい季節になったのに、それを見捨てて北国へ
帰ってしまう雁は、花の咲かない里に、住む癖がついているのだろうか
帰雁（かへるかり）をよめる 伊勢
[0回]