万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2024/12/04 (Wed)
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野辺近く 家居しせれば 鶯の 鳴くなる声は 朝な朝な聞く
題知らず
・のべちかく いへいしせれば うぐひすの
なくなるこへは あさなあさなきく
・人里離れた野辺に住んでいると、都では自由に聞けない
鶯の声が、毎朝毎朝聞こえてくる
よみ人しらず
[1回]
2018/07/18 (Wed)
古今和歌集
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春たてど 花もにほはむ 山里は もの憂かる音に 鶯ぞ鳴く
★ はるたてど はなもにほはむ やまさとは
ものうかるねに うぐひすぞなく
★ 待ちわびた春は来たものの、花も咲かない
この山里では、鶯も浮かぬ声でなくばかりだ
在原棟梁(ありはらのむねやな)
[0回]
2018/07/16 (Mon)
古今和歌集
Comment(0)
鶯の 谷より出づる こゑなくは 春くることを たれか知らまし
★うぐひすの たによりいづる こゑなくは
はるくることを たれかしらまし
★鶯が冬ごもりの谷から出てきて、梢で鳴かなければ
春の到来を誰が知ることができるでしょうか?
大江千里(おほえのちさと)
[0回]
2018/07/12 (Thu)
古今和歌集
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花の香を 風の便りに たぐへてぞ 鶯さそふ しるべにはやる
★ はなのかを かぜのたよりに たぐへてぞ
うぐひすさそふ しるべにはやる
★ 風の手紙に花の香りを添えて、まだ山にひそんでいる
鶯を誘い出そう・・・道案内になるように・・・
紀友則
[0回]
2018/07/11 (Wed)
古今和歌集
Comment(0)
山風に とくる氷の ひまごとに うち出づる波や 春の初花
★ やまかぜに とくる氷の ひまごとに
うち出づる波や 春の初花
★ 山から吹く春風に解けた氷のすき間から
ほとばしる波、これこそ、春一番に咲く花と
言うべきなのだろうか・・・
源 当純(みなもとのまさずみ)
[0回]
2018/07/08 (Sun)
古今和歌集
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