★しかれども 世に伝わることは、ひさかたの天にしては
下照姫にはじまり、
下照姫とは、天稚御子の妻なり。兄の神の形、丘、谷に
映りてかがやくをよめるえびすうたなるべし。これらは、文字の
数も定まらず、歌の様にもあらぬことどもなり。
★ そうではあるが、後世にのこされている歌としては、ひさかたの天上
では下照姫に始まり
下照姫とは、あめのわかひこの妻である。兄の神の御姿が
丘や谷に映ってかがやいているのを詠んだえびすうたである。
これらは、和歌としての文字の数も定まらず、歌の様でもない
ようである
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