忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[993]  [994]  [995]  [996]  [997]  [998]  [999]  [1000]  [1001]  [1002]  [1003
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR

★ いはやどに たてるまつのき なをみれば むかしのひとを あいみるごとし

★ 岩屋の入口に立っている松の木よ、お前を見ていると、昔の人に会っているような気がします。

                                  巻3-309     安貴王

拍手[0回]


★ ひむがしの いちのうゑきの こだるまで あはずひさしみ うべこひにけり

★ 東の市に植えた木が、充分に生長するまで逢はずにいて随分と時が経ちました。
  
   本当に恋しいことです。

                                    巻3-310 門部王(かどのおほきみ)

恋もすべての情感は常に自然に映し出されます。木が足るとは、木が充分に成長する事を意味しま

す。恋も木と同じように充分に成長し熟したと言う事でしょうか?

拍手[0回]


★ あづさゆみ ひきとよくにの かがみやま みずひさならば こひしけむかも

★ 梓弓を引く音が響く豊の国の鏡山を久しく見なくなったなら恋しいことでしょう。   
 
                        巻3-311  木安作村主益人(くらつくりのすぐりますひと)

この(くらつくりすぐりますひと)さんは豊前の国より、京に上がりし時に作れる歌・・・だそううですが、

豊前の国を大和言葉で言うと(とよのみちのくちのくに)というそうです。まいった、まいった。

ちなみに豊前の国とは現在の福岡東部と大分北西部だそうです。

今度、主人の里に帰ったら言うてやろ、ここは、とよのみちのくちのくにだよって・・・・

拍手[1回]


★ はだすすき くめのわくぎが いましける みほにわやは みれどあかぬかも

★ はだ薄の久米の若殿様がいらっしゃいました。美穂の岩屋は何度見ても見飽かぬところだなぁ

                                  巻3-307   博通法師(はくつうほふし)

拍手[0回]


★ ときはなる いはやはいまも ありけれど すみけるひとそ つねなかりける

★  永遠のものである石屋は今も変わらずありますが、そこに住む人は変わってしますのですね。

                                  巻3-309    安貴王

拍手[0回]

カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]