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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あきたかる かりほのやどの にほふまで

    さけるあきはぎ  みれどあかぬかも

★ 秋の稲を刈る、仮小屋の、萩の色で

   色づいてしまうほど、美しく咲いている秋萩は、

   いくら見ても、見飽きることが無い

      巻10-2100   花を詠める

  にほふ→現代の匂うではなく、色に染まるほど・・・と言う意味

        「にほふがごとき 君よ」
 
        →「美しさの立ち上るが如き 君よ」

        ステキ!!

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★ しらつゆの おかまくをしみ あきはぎを

   おりのみおりて  おきやからさむ


★ 白露が、秋萩に濡れてしまうのが、惜しいので

  折るだけは折ってはみたが、そのまま、枯らしてしまうのだろうか・・

     巻10-2099  花を詠める


  計画性が無い!!と、怒ってみても仕方が無い・・・

  この時代も、男性は、女々しいだっちゃ

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★ おくやまに すむといふ しかのよひさらず

    つまどふはぎの ちらまくをしも


★ 奥山に住むという、鹿が宵ごとに妻問いに来る・・・

  その花妻である、萩の花の散るのがなんと惜しいことでしょう。

     巻10-2098     花に寄せる

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★ かりがねの きなかむひまで みつつあらむ

     このはぎはらに あめなふりそね


★ 雁が来て鳴く日まで、見続けていましょう。

   この萩原に、雨よ振らないで下さい。

     巻10-2097   花を詠める

な~そ→で、禁止   雨な降りそね

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★ まくずはら なびくあきかぜ ふくごとに

    あだのおおのの はぎのはなちる


★ 葛の葉っぱが翻って靡く秋の風が吹くたびに

   阿太の野原の、萩の花が散るよ

     巻10-2096   


  葛の葉は裏が白いそうである。その白い葉っぱと

  萩の花は、奈良時代は山萩・・・白か紅紫色・・・

  葛の葉の白さとの対比なら、きっと紅紫色に違いない・・・

  美しい風景画のようだ・・・・

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