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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ てにとれば そでさへにほふ をみなへし 

      このしらつゆに ちらまくをしも

★ 手に取ってみると、袖さえも色づいてしまう

   美しい女郎花よ・・・この白露に花がちってしまうのが

   なんと、惜しいことでしょうか・・・


      巻10-2115   花を詠める

   にほふ→色が移る、色が映える

   美しい表現ですね~

   白露は、花の開花を早めると言われています。

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★ わがやどに うゑほおほしたる はつはぎを

    たれかしめさす われにしらえず


★ 我が家の庭に植えて育てた秋萩なのに、誰か

   わがもののように、しるしを付けたのか。

   私に知られないように・・・

      巻10-2114     花を詠める

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★ てもすまに うえしもしるく

     いでみれば やどのはつはぎ さきにけるかも


★ 手も休めずに植えた甲斐もあって、外に出てみると
 
  家の庭の初めての萩が、とうとう咲いたことです。

    巻10-2113   花を詠める


  すまに→休むことなく

  しるし→結果が外に表れる事

  

  

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★ わがやどに さけるあきはぎ つねにあらば

     あがまつひとに   みせましものを


★ 我が家の庭に咲いた秋萩の花・・この美しさが

   いつまでも変わらずにあるのならば、

   私が待っているあの方に、見せようものを・・・


      巻10-2112    花を詠める

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★ たまづさの きみがつかひの

      たおりける このあきはぎは みれどあかぬかも


★ 玉梓(枕詞)のあなたの使いが手折ってきたこの秋萩は

    いくらみても、飽かないことです。

      巻10-2111   花を詠める

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