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★ あきはぎに こひつくさじと おもへども
しゑやあたらし またもあはめやも
★ 秋萩を、恋してあれこれと物思いに
耽ったりはしない・・と、思うのだが
ええい！散るのは惜しい！
また、再び逢うことがあろうか・・・
巻10－2120 花を詠める
しゑや→感動詞
しゑやあたらし またもあはめやも
★ 秋萩を、恋してあれこれと物思いに
耽ったりはしない・・と、思うのだが
ええい！散るのは惜しい！
また、再び逢うことがあろうか・・・
巻10－2120 花を詠める
しゑや→感動詞
[1回]
★ こひしくは かたみにせよと
わがせこが うゑしあきはぎ はなさきにけり
★ 私が恋しい時は、私だと思いなさいと、
愛しい人が植えた秋萩の花が咲いたことです。
巻10－２１１９ 花を詠める
わがせこが うゑしあきはぎ はなさきにけり
★ 私が恋しい時は、私だと思いなさいと、
愛しい人が植えた秋萩の花が咲いたことです。
巻10－２１１９ 花を詠める
[0回]
★ あさぎりの たなびくをのの はぎのはな
いまかちるらむ いまだあかなくに
★ 朝霧がたなびいている小野の萩の花は、今頃
散っているだろうか・・・まだ、見飽きないことだのに
巻10－2118 花を詠める
いまかちるらむ いまだあかなくに
★ 朝霧がたなびいている小野の萩の花は、今頃
散っているだろうか・・・まだ、見飽きないことだのに
巻10－2118 花を詠める
[0回]
★ をとめらに ゆきあひのわせを かるときに
なりにけらしも はぎのはなさく
★ 乙女達と行き会う坂の早稲を刈る時になったらしい。
ほら、萩の花が咲いている。
巻10－2117 花を詠める
なりにけらしも はぎのはなさく
★ 乙女達と行き会う坂の早稲を刈る時になったらしい。
ほら、萩の花が咲いている。
巻10－2117 花を詠める
[0回]
★ しらつゆに あらそひかねて さけるはぎ
ちらばをしけむ あめなふりそね
★ 白露に抗うことが出来ずに、咲いてしまう
萩の花・・・散ってしまったら、惜しいことです。
雨よ降らないで下さい。
巻10－2116 花を詠める
な～そ→禁止。～しないでください
ちらばをしけむ あめなふりそね
★ 白露に抗うことが出来ずに、咲いてしまう
萩の花・・・散ってしまったら、惜しいことです。
雨よ降らないで下さい。
巻10－2116 花を詠める
な～そ→禁止。～しないでください
[0回]