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★ わがそでに ふりつるゆきも ながれゆきて
いもがたもとに いゆきふれぬか
★ 私の袖に降る雪も、流れ行って
愛しい妻の袂に行って（私の代わりに）触れてくれないだろうか
巻10－2320 雪を詠める
いもがたもとに いゆきふれぬか
★ 私の袖に降る雪も、流れ行って
愛しい妻の袂に行って（私の代わりに）触れてくれないだろうか
巻10－2320 雪を詠める
[0回]
★ ゆふされば ころもでさむし
たかまどの やまのきごとに ゆきそふりたる
★ 夕方になると、衣の袖も寒い・・・高円の
山の木それぞれに、雪が降り積もる。
巻10－2319 雪を詠める
たかまどの やまのきごとに ゆきそふりたる
★ 夕方になると、衣の袖も寒い・・・高円の
山の木それぞれに、雪が降り積もる。
巻10－2319 雪を詠める
[0回]
★ よをさむみ あさとをひらき いでみれば
にわもはだらに みゆきふりたり
★ 夜があまりに寒いので、朝、戸を開いて
外に出て見ると、庭にうっすらと雪が
降っていた。
巻10－2318 雪を詠める
にわもはだらに みゆきふりたり
★ 夜があまりに寒いので、朝、戸を開いて
外に出て見ると、庭にうっすらと雪が
降っていた。
巻10－2318 雪を詠める
[0回]
★ ことふらば そでさへぬれて
とおるべく ふりなむゆきの そらにけにつつ
★ 同じ降るならば、袖が濡れ通るほど降って貰いたい
雪・・・・空で消えてしまった。
巻10－2317 雪を詠める
とおるべく ふりなむゆきの そらにけにつつ
★ 同じ降るならば、袖が濡れ通るほど降って貰いたい
雪・・・・空で消えてしまった。
巻10－2317 雪を詠める
[0回]
★ ならやまの みねなほきらふ うべしこそ
まがきのしたの ゆきはけずけれ
★ 奈良山の峰は、いまだ霧がかかっている。
なるほど、垣根の下の雪が消えないことだ。
巻10－2316 雪を詠める
うべし→なるほど、もっともなことに、道理で
まがきのしたの ゆきはけずけれ
★ 奈良山の峰は、いまだ霧がかかっている。
なるほど、垣根の下の雪が消えないことだ。
巻10－2316 雪を詠める
うべし→なるほど、もっともなことに、道理で
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