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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あしひきの やましたとよみ ゆくみずの

  ときともなくも こひわたるかも

★ あしひきの 山の下の方を 響きながら

  流れ行く水のように、たえず恋い慕い続けることです。

   巻11-2704

あしひきの→枕詞

時ともなくも→いつと時をさだめることもなく、たえず

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★ まこもかる おほのかはらの みごもりに

   こひこしいもが ひもとくわれは

★ 真薦を刈る大野川の 川原の水のように

  こもって、密かに恋してきた娘の紐を説くよ、私は

    巻11-2703

 真薦→沼地に生えるイネ科の多年草

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★ あすかがは みずゆきまさり いやひけに

   こひのまあらば ありかつましじ

★ 飛鳥川の水量が増すように、日ごとに益々

  恋の思いが増さって行ったならば、

  私はとうてい生きていられそうに無い

    巻11-2701

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★ あすかがは あすもわたらむ 

  いははしの とほきこころは おもほえぬかも

★ 明日香川のその名のように、明日もまた渡って行こう。

  石橋のように間遠な心は考えられないことです。

     巻11-2701


石橋の→枕詞→川瀬に渡した飛び石の感覚を意識して

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★ たまかぎる いはかきふちの こもりには

   ふしてこそしね  ながなはのらじ

★ 玉が輝くような岩垣淵のように、思いを秘めたまま

  倒れ死ぬようなことあっても、あなたの名はいいません。

    巻11-2700

 玉かぎる→枕詞

 隠りには→人知れず思いを秘めた状態の比喩

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