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・ もののふの やそうぢがはの はやきせに
たちえぬこひも われはするかも
・ もののふの数も多い八十の氏、そのう宇治川の速い瀬に
立って居られないような恋も わたしはするでしょう。
巻11－2724
・もののふの八十→「もののふ」は枕詞で、文部百官のこと
氏族の数が多いので、八十氏、そこから
宇治川に繋がる。
たちえぬこひも われはするかも
・ もののふの数も多い八十の氏、そのう宇治川の速い瀬に
立って居られないような恋も わたしはするでしょう。
巻11－2724
・もののふの八十→「もののふ」は枕詞で、文部百官のこと
氏族の数が多いので、八十氏、そこから
宇治川に繋がる。
[0回]
★ あすかがは ゆくせをはやみ はやけんと
まつらむいもを このひくらしつ
★ 明日香川の流れ行く瀬が速いように、私も早々と
来てくれるだろうと待っているに違いない妻なのに
行けないままこの日を過してしまった。
巻11－2713
まつらむいもを このひくらしつ
★ 明日香川の流れ行く瀬が速いように、私も早々と
来てくれるだろうと待っているに違いない妻なのに
行けないままこの日を過してしまった。
巻11－2713
[0回]
★ こととくは なかはよどませ みなしがは
たゆとふことを ありこすなゆめ
★ 人の噂が酷いようでしたら、ほとぼりが冷めるまで
お休みください。けれど、水無し川のように
絶えると言う事はけっして、ありませんように
巻11－2712
中は淀ませ→流れの中ほどが停滞する、一時ほとぼりを冷ます
ありこすゆめな→な→禁止
→ゆめ→禁止の強調
たゆとふことを ありこすなゆめ
★ 人の噂が酷いようでしたら、ほとぼりが冷めるまで
お休みください。けれど、水無し川のように
絶えると言う事はけっして、ありませんように
巻11－2712
中は淀ませ→流れの中ほどが停滞する、一時ほとぼりを冷ます
ありこすゆめな→な→禁止
→ゆめ→禁止の強調
[0回]
★ おくやまの このはがくれて ゆくみずの
おとききしより つねわすらえず
★ 奥山の 木の葉に隠れて流れる水のように
音ー噂を聞いてから、いつもあなたの事が
忘れられません。
巻11－2711
おとききしより つねわすらえず
★ 奥山の 木の葉に隠れて流れる水のように
音ー噂を聞いてから、いつもあなたの事が
忘れられません。
巻11－2711
[0回]
★ いぬかみの とこのやまなる いさやがは
いさとをきこせ わがなのらすな
★ 犬上の鳥籠の山を流れる不知也川のように、
「イサーさあ知らないとおっしゃてください。」
私の名をおっしゃいませんように・・・
巻11－2710
不知（イサ）とを聞こせ→さあ、どうだろうか、知らないの意
いさとをきこせ わがなのらすな
★ 犬上の鳥籠の山を流れる不知也川のように、
「イサーさあ知らないとおっしゃてください。」
私の名をおっしゃいませんように・・・
巻11－2710
不知（イサ）とを聞こせ→さあ、どうだろうか、知らないの意
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