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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あだひとの やなうちわたす 

  せをはやみ こころはもへど ただにあはぬかも

★ 安太の人々が、梁を渡す瀬が速いように、

  人のうわさが激しいので、心には思っても

  直接には逢えないことです。

      巻11-2699

 瀬を速み→周囲の目が厳しく、逢瀬が妨げられていることの比喩

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★ ゆきてみて きてはこほしき あさかがた

  やまごしにおきて いねかてぬかも

★ 行って見ては美しく思い、かえって来ては

  恋しく思う朝香潟のような女性を、

  山の向こうに置いてきて寝られないことです

    巻11-2698

 寝ねかてぬかも→~かてぬ→不可能

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★ いもがなも わがなもたたば おしみこそ

  ふじのたかねに もえつつわたれ

★ あの子の名も私の名もうわさになったならば

  惜しいので、富士の高嶺のように、心は

  燃えつづけ日々を過ごしていることです。

     巻11-2697

 燃えつつ渡れ→渡れ→日を過ごす意

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★ あらくまの いふやまの しはせやま

  せめてとふとも ながなはのらじ

★ 荒々しい熊の住むと言う師歯迫山、

  その名のように、責めて問いただしても

  わたしの名前は言いません

    巻11-2696

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★ わぎもこに あふよしをなみ

  するがなる ふじのたかねの もえつつかあらむ

★ かわいいあの子に会う手立てが無いので、駿河国の

  富士の高嶺のように、 心が燃え続けるだろうか?

    巻11-2695

  逢ふ縁を無み→よし→手段、手立て

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