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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ いもがかど ゆきすぎかねつ

  ひさかたの あめもふらぬか そをよしにせむ

★ 妻の家の門を通り過ぎることが出来ない。

  久方の雨も降ってくれないものでしょうか。

  それを雨宿りの口実にしようのに

  巻11-2685

ひさかたの→枕詞→遠い彼方の天

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★ かさなみと ひとにはいひて あまつつみ

  とまりしきみが すがたしおもほゆ

★ 笠が無いからと人には言って、私のところに

  留まったあなたの事が思われてなりません。

   巻11-2684

 雨障み→雨に濡れるのを避けて家のうちに

     閉じこもるの意

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★ をちかたの はにふのをやに こさめふり

  とこさへぬれぬ みにそへわぎも

★ 人里遠い場所の粗末な小屋に 小雨が降って

  床までも濡れてしまった。わが身に寄り添いなさい。

  いとしい人よ。

   巻11-2683

 彼方の→遠方、人里遠い場所

 赤土の小屋→藁などを敷くだけで赤土の地面に

       直接寝るような粗末な小屋

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★ からころも きみにうちきせ みまくほり

  こひそくらしし あめのふるひを

★ 新たに作った韓衣を、あなたに着せて

  見たいと思い、恋暮らしたことです。

  雨の降る一日を。

    巻11ー2682

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★ わがせこが つかひをまつと かさもきず

  いでつつそみし あめのふらくに

★ わたしの背の君の使いを待つと言って

  笠もつけずに、何度も外に出ては見ました。

  雨が降るというのに

   巻11-2681

  出でつつそ→つつ→反復

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