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★ 射水川 い行き廻れる 玉くしげ
二上山は 春花の 咲ける盛りに
秋の葉の にほへる時に 出で立ちて
振り放け見れば 神柄の 許多貴き
山柄や 見は欲しからむ すめ神の
裾廻の山の 渋たにの 崎の荒磯に
朝凪に 寄する白波に 夕凪に
満ち来る潮を いや増しに 絶ゆること無く
古ゆ 今の現に かくしこそ 見るひとごとに
懸けて偲はめ
★ いみずがは いゆきめぐれる たまくしげ
ふたかみやまは はるはなの さけけるさかりに
あきのはの にほへるときに いでたちて
ふりさけみれば かむからや そこばたふとき
やまからや みがほしからむ すめかみの
すそみのやまの しぶたにの さきのありそに
あさなぎに よするしらなみ ゆうなぎに
みちくるしおの いまやましに たゆることなく
いにしへゆ いまのうつつは かくしこそ
みるひとごとに かけてしのはめ
★射水川が流れめぐる玉くしげに二上山は 春の花盛りや
秋の葉が色づく時に、出で立って遠く眺めると
神山であるゆえに貴いのか。山そのものによって、
見たいと思われるのか。鎮座する神の山の、その麓の
山たる渋たにの 崎の荒磯には風の寄せる白波があり、
夕べの凪に満ちてくる潮がある。その波や潮のごとく
いや増しに、絶え間なく古来今に至るまでこうであった。
そのとおりにこれからも見る人は皆心にかけて賞美するだろう
二上山は 春花の 咲ける盛りに
秋の葉の にほへる時に 出で立ちて
振り放け見れば 神柄の 許多貴き
山柄や 見は欲しからむ すめ神の
裾廻の山の 渋たにの 崎の荒磯に
朝凪に 寄する白波に 夕凪に
満ち来る潮を いや増しに 絶ゆること無く
古ゆ 今の現に かくしこそ 見るひとごとに
懸けて偲はめ
★ いみずがは いゆきめぐれる たまくしげ
ふたかみやまは はるはなの さけけるさかりに
あきのはの にほへるときに いでたちて
ふりさけみれば かむからや そこばたふとき
やまからや みがほしからむ すめかみの
すそみのやまの しぶたにの さきのありそに
あさなぎに よするしらなみ ゆうなぎに
みちくるしおの いまやましに たゆることなく
いにしへゆ いまのうつつは かくしこそ
みるひとごとに かけてしのはめ
★射水川が流れめぐる玉くしげに二上山は 春の花盛りや
秋の葉が色づく時に、出で立って遠く眺めると
神山であるゆえに貴いのか。山そのものによって、
見たいと思われるのか。鎮座する神の山の、その麓の
山たる渋たにの 崎の荒磯には風の寄せる白波があり、
夕べの凪に満ちてくる潮がある。その波や潮のごとく
いや増しに、絶え間なく古来今に至るまでこうであった。
そのとおりにこれからも見る人は皆心にかけて賞美するだろう