万葉歌手辻友子
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2025/08/05 (Tue)
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天離る 夷の荒野に 君を置きて 思ひつつあれば 生けりともなし
★ あまざかる ひなのあらのに きみをおきて おもひつつあれば いけりともなし
★ 天遠く、夷(ひな)の荒れ野にあなたを置いて、恋い慕い続けていると生きた心地もしません。
巻2-227 作者詳(つまび)らかならず
[0回]
2009/01/26 (Mon)
万葉たまゆら
梅のつぼみがほころんで・・・春も間近です・・・
自宅近くの、白旗神社に上る道の両脇に、紅梅と白梅があります。
紅白二本の対照が美しく、つい見とれてしまいます・・・
この紅梅白梅は、近くのどの梅よりも早く蕾をほころばせるのです。
色の少ない冬の景色から・・・春を予感させる・・・紅梅・白梅・・・・が、街の風景に彩りを添える頃
になると、やれやれ、やっと暖かくなるんだなぁと、気持ちもほんの少し緩みます・・・・
空気の中にも・・春の予感が、浮んでいます・・・ほっとしますね・・・
[0回]
2009/01/26 (Mon)
万葉たまゆら
荒波に 寄りくる玉を 枕置き われここにありと 誰か告げなむ
★ あらなみに よりくるたまを まくらおき われここにありと たれかつげなむ
★ 荒波に乗って、寄って来る玉を枕辺に置いて、わたしがここに居るという事を、誰か知らせてくれたでしょうか?
巻2-226 丹比真人(たぢひのまひと)
先の2首に応えて、亡くなった柿本人麻呂の意に添って、作られた歌です。
[0回]
2009/01/25 (Sun)
万葉たまゆら
鴨山の 岩根し枕ける われをかも 知らにと妹が まちつつあるらむ
★ かもやまの いわねしまける われをかも しらにといもが まちつつあるらむ
★ 鴨山の岩を枕にして、死のうとしている私のことを、何も知らずに妻は待ち続けるだろう
巻2-223 柿本人麻呂
柿本人麻呂の石見国に在りて臨死(みまからむとせし時に、自ら(みずか)傷みて作れる歌一首
鴨山は所在不明で神山、神奈備山などの多説ありますが、どちらしても高貴な山・・・とう意味を
持ちます。
人麻呂は刑死説、行き倒れ説などありますが、定説はありません。
[2回]
2009/01/24 (Sat)
万葉たまゆら
の逢ひは 逢ひかつましじ 石川に 雲立ち渡れ 見つつ偲はむ
★ ただのあひは あひかつましじ いしかはに くもたちわたれ みつつしのはむ
★ じかにお逢いする事は、もうかなわない事でしょう・・・・石川の雲よ、立ち上り渡ってください
その雲をあなたと思って見つつ偲びましょう・・・・
巻2-225 依羅娘子(よさみのをとめ)
雲は、愛する人そのものであり、その人の心であり、息であり、言葉である・・・・この時代の、想像力
の豊かさ、繊細な感性に驚かされます。
[2回]
2009/01/24 (Sat)
万葉たまゆら
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