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味酒 三輪野山 あをによし 奈良の山の 山の際に い隠るまで 道の隈 い積もるまでに
つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放けむ山を 心なく 雲の 隠そうべしや
巻1-17
反歌
三輪山を しかも隠か 雲だにも 心あらなき 隠さふべしや
巻1-18
三輪の山々は、奈良の山々の山間に隠れるまでに、道の曲がり角が幾重にも重なって、
つくづくと良く見ながら行きたいのに、何度も眺めたいのに、無情にも雲が隠すなんて事が
あるでしょうか・・・・・
☆ 派生歌・・・・・三輪山を しかも隠すか 春霞 人に知られぬ 花や咲くらむ
古今集 紀貫之
額田王>長歌
お友やん (2010年10月19日 20:38) | コメント(0) | トラックバック(0)
冬こもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ
咲かざりし 花も咲けども
山を茂み 入りても取らず 草深み 取りても見ず
秋山の 木の葉を見ては 黄葉つをば 取りてぞ偲ふ 青きをば 置きてぞ嘆く
そこし怜(たの)し 秋山我は 巻1-16
以前にも、書いた事があるので、訳・読み 省きます。
この長歌も私は大好きです。春秋争いを和歌でやっています。座を囲み、お酒を飲みながら、
歌いあったのでしょうか・・・・ステキなことですね・・・・
額田王は、秋山が好き・・・と歌っています。
そうですね。。。。山は、私も春より、秋が好きです。