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★ きみまつと あがこひおれば わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく
★ 愛しいお方が早くお出でにならないかと、恋しくお待ち申し上げておりますと、我が家の簾が
そよそよと動き、思わず振り向いたら、それは、秋の風でした
巻き4-488、8-1606
心憎い歌ですね・・・・恋する人の気配かと思ったら、それは、秋の風が簾をゆらゆらと動かしていた
風にも心があり、あの方の思いが風に乗ってきたのかもしれない・・・・などと、思ってしまいます。
☆ 秋の風 彼方の想い 吹き寄せし 姿そ見えね 恋しき風よ
津路 知子
★ 風をだに 恋ふるは羨し 風をだに 来むとし待たば 何か嘆かむ
〇 かぜをだに こふるはともし かぜをだに こむとしまたば なにかなげかむ
〇 風だけでも、恋しく思うのは羨ましい事です。せめて、風だけでも来る人を待つのならば
何を嘆く事がありましょうか・・・・・
巻き4-489 鏡女王