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★ みよしのの たままつがえは はしきかも きみがみことを もちてかよはく
★ 美しい吉野の松の枝は、なんと慕わしく思えることでしょう・・・・あなたのお言葉を持って
ここまで通ってくるとは・・・・
巻2-113
吉野より、苔生せる松が枝を折り取りて 遣はしし時に、額田王の奉り入れたる歌1首
とあります。
持統天皇が弓葉皇子にそれを、命じたという説もありますが、私は、もっと、違う感情が
二人の間に流れていたと思います。それは、男女の愛とか、熟女好みとか、そんなちんけな
言葉で限定されるものではないと思います。労わりなのか、情なのか、慈愛なのか、どの言葉も
適切でない・・・言葉に限定されない・・・・万葉の人々の心は、限定されないのです。
ただ・・・・・思い・・・・思う・・・なのです。現代の、人の心を何かに縛りつけようとする時代性と
は、全く違いますね・・・・・