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★ みもろのやま みつつゆけ わがせこが いたたせりけむ いつかしがもと
★ 今しばらく、懐かしい三諸の山を眺めつつお行きなさい。いとしいあの方がお立ちなった
あの山の、神聖な歌詞の樹のもとを・・・・
巻1-9 額田王
この句は、1,2句は、訓読みの例が、40種以上有り、定まった訓読みはありません。
上記は、「萬葉集古義」からのものです。
この句は、斉明天皇が紀温泉(今の和歌山県、湯崎温泉)への行幸の際に、額田王の
作った歌ですが、ちょうど、この行幸の時に、有馬皇子の謀反の事件がありました。
それに、関する、額田王の暗示的要素が、1,2句に含まれていて、それが、敢えて
訓読みを出さない理由だったとも言われています。