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万葉集は今から約1300年も前の、日本最古の歌集です。
このように一つの形が整えられて出来た歌集は、実はこの以前に漢詩集があるのですが、
日本語・・・と、言うのでしょうか・・・私は大和言葉と呼ばせていただきますが・・・・・
では、最古の物となります。
この後は勅撰和歌集といって、天皇の命により選ばれた歌人たちが編纂をするというような形が多くなります。
万葉集は其の編纂の意図も、いまだ、はっきりわからない謎の多い歌集です。
分かっているのは、
農民も、よみびと知らずも、武士も、宮廷歌人も、貴族も、天皇も、
様々な階層の人々の歌が入っている事です。
このような歌集は世界的に見ても例がありません。
1300年前の、日本人の、様々な人々の歌心や息遣いや心情・・・を知る事は、
今に続く自分の歴史を知る事に他なりません。
大和心・・・・うるわしいことばですね・・・現代の日本だからこそ、
もっとも新しいものではないかと思います。
万葉集を紐解く事は、大和心を取り戻す事だと私は信じています。
4536首を紐解くのに、後何年かかるか分かりませんが、万葉の世界にたゆたうひとときを過ごしたいと思います。
万葉の世界を音(おん)と音色で表現していきたいと思っています。
みなさんも是非いらしてください・・・・たゆたう・・万葉のひとときへ・・・・
采女の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く