★ おほならば かもかもせむを かしこみと
ふりたきそでを しのびてあるかも
★ あなたが普通の身分のお方ならば、どうしてもこうしてもすることですのに
畏れ多い身分の方でありますから、袖を振ってしまいたいのをじっとこらえて
おります。
巻6-965 筑紫の娘児島
冬12月、大宰師大伴卿(だざいふそちのおほとものまへつきみ)の京(みやこ)に
上りしときに、娘子の作れる歌2首
この歌をよむと、大変月並みですが、山口百恵の伊豆の踊り子の最後の場面が
思い出されます。ミーハーだなぁ・・・・一生懸命袖を持って、手を振っていた
山口百恵・・・・かわいらしかった。
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