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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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今日は、長くフランスに在住され、小澤征爾さんや江戸京子さんと

ピアノで戯れていらした・・・という、なんともはやうらやましい限りの、

「紳士」と、娘の連弾サロンなるものに、付き合って半分眠りながら、

モーツァルトを聴いていた・・・二人とも初見なので、大変そう・・・

でも、月に一回の成果があってか、気は随分と合ってきたようです。


なにしろ、ここでは「紳士」と呼ばせていただきますが、フランスに

うん十年在住の間、毎日音楽会にお行きになったそう。

それも安~い券で・・・・・・

エコール・ノルマルの学生は、なんと全てタダだそう・・・まぁ、特権階級ですが・・

ベートーベンのカルテットなど一年間で全て聴いたとおっしゃておられました。

んまぁ・・・


モーツァルトの、音楽に、身を委ねながら、ふと浮かんだ言葉・・・

「モーツアルトの音楽は、かゆい所に手が届くような音楽だなぁ」と



というわけで、昨日は真間の手児奈祭りに出演

万葉オンパレード

本日はモーツァルトにバッハと言う・・・

素敵な毎日でした。

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明日は、千葉の市川の真間稲荷神社の境内にある、真間の手児奈祭りで、

昨年に引き続き、万葉集を歌わせていただきます。

ありがたいことです。心を込めて朗誦させていただきます。


真間の手児奈に関する和歌は、、万葉集にかなりの数

載せてあります。山部宿禰赤人・高橋虫麻呂・東歌などなど

様々な説がありますが、共通しているのは、

真間の手児奈さん(一人の事か総称しているのか・・・)

は、美女であると言うこと・・・いつの世も、美女は辛いようですね・・・

良く解りませんが・・・

お暇な方はいらしてください。一緒に露天の焼きそば食べましょう!!



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自分の体は、自分の物で、全て把握している思ってはいけない

と思う。

自分の心は自分が一番良く解っていると言うのも傲慢だと思う。

精神はかろうじて、かなり優秀な方なら「言葉」「知識」「文字」で

ある程度、整えられるかもしれない。

魂の事はひとまず置いておいて・・・・


心と体は、自分が思っているより凄く影響しあっていると感じる。

そして、体は「自然」に影響される。馬鹿みたいと思わないで欲しい。

青い空に暖かいお日様の日は、なんだか明るくやさしい気持ちになれる。

今日のように低気圧が思いっきり近づいて、しかも、中途半端な雨の日、

体は不調和を起こし、心は荒む・・・事故が起こり、人殺しが起こる。


現代は人の心と体が不調和を起こすように出来上がっている。

自然が大切、とか、自然に生きようなんて、言いながら、というか

言うこと自体、不自然・・・・・


不自然の中では、不自然に生きるしかない。

ジレンマを感じる今日この頃である。


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私が、日ごろ一番大切にしていること・・・

それは、「ただ、感じる・・」・ということ

簡単だ・・・と、思いますか?

現代の人々は、果たして「ただ、感じている」のでしょうか?

万葉の時代は、何も持たない人間一人が、現代の人間一人

より、非常に、優秀だった・・・生きるということ、自然に学ぶこと

を、謙虚と思うことなく、しかし謙虚にならざるを得ないで、

暮らしていたでしょう。


五感は、今の我々の何倍も優れていたでしょう。

目で見ること、耳で聞くこと、舌で味わうこと、

手で触れること、鼻で匂うこと、

一つ一つがとても高性能だったと思われます。

そこから、得られる情報は、現在のそれより、

より確かで、そして敏速に伝わってくる・・・

何しろ、「ただ、感じている」のだから・・・・

何も邪魔するものが無い。


「ことば」と言うものが現れて、いろいろなことを伝達する。

それを、「文字」として、書きとめて、残すことができる。

ようになったけれど、少し、「ことば」と「もじ」を

過大評価し過ぎているように思われる。

文明化で、ただ感じることができづらくなった・・・

だから、言葉の情報に頼る・・・けれど、情報は

言葉だけではないというか、言葉の情報が

人に与えるものは、もしかしたら、ごくわずかでは・・・

人間が、顕在意識のみを過大評価するように・・・


五感で感じ取るものは、ユングの民族意識ではないけれど

果てしない潜在意識に影響を及ぼす。


私が、日本最古の和歌集「万葉集」に惹かれるのも

そういうことを解りたい・・・感じたいからかも

しれない・・・・・





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イタリアはパレルモ生まれのオペラ歌手、デジレ・ランカトーレ・・・

オペラ歌手のリサイタルは昨年の、グルベローヴァに続いて

二回目・・・熟成した高級なワイン・・・そして、女性としても

成熟している歌を聞かせてくれた、グルベローヴァに対し、

ランカトーレさんは、今まさに、頂点に上らんとする歌い手・・

大人の女性でありながら、可愛らしさ・茶目っ気のある舞台での

仕草からは想像しにくい、豊かな中音域からhigh Fまでの

響きある声・・勉強になりました。

食べ物が違うなぁ・・・・・実感・・・おいしい生ハムを沢山食べているんだろうな

と思ってしまった・・・ごめんなさい。ランカトーレさん・・・

アンコールで歌ってくださった「初恋」は、日本語の発音は別として

初めて聞いた「初恋」でした。でも、やはり、腹這うのは、砂山というより

ビーチと言う感じでしたけれど・・・それにしても、日本歌曲の素晴らしさを

感じたことでした。



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