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中村 哲さんの事も、よく存じ上げないまま、
また会の主旨もよく知らないまま、
メーリングリストで回ってきた、
アフガニスタンでハンセン病の医療ボランティアを
なさっている。。。と言う医師の
「ー鉄を買うなら 水を引けー」と言う
題目の、講演会に行った私・・・
彼は、本物だった。
私は、中村医師の、著作も、一冊も読んでいない。
しかし、このたった一回の講演会で、私は彼は本物だと思った。
ハンセン病の治療をしに行っても、ハンセン病が流行るような
不衛生な所、そして、人々が栄養不良で、免疫力が弱っている
所、は他の病気も感染病も、当然多いのである。
ちょっと、想像力を働かせれば、解ることだ。
現地に行って、
百の診療所より、一本の水路・・・要するに、きれいな水、そして
水によって生み出される食物・・・それで、人々が豊かな
食生活ときれいな水を確保できれば、ハンセン病を治すより、
まず、病気が流行らないのである。
皮肉にも、これを書いている私が、少し休憩の為、リビングで
テレビを観ていたら、
何故か黒人の子を必ず登場させて、
月3000円で、この子達の命を、マラリアから救えます・・・とか
何とか言う、ユニセフの有名なコマーシャルが、やっていた。
思わず、あなた方も、マラリアの、注射を打つより、もっと他に
出来る事があるんじゃないの?大金を持っているんだから・・・
・・・と、言いたくなった。不敬なことであることは重々、承知している。
ユニセフさん、お許しください。
中村氏によると、水利事業は、江戸時代の技術を適用したそうだ。
そうであろう。
今現在の日本での水利技術を、そのまま、持っていけるはずもない。
その土地の人が、先々メンテナンスを、自分達でできるような
技術を、その土地の人々と共に、工事しなければ意味が無いのだ。
これは、本当の支援だと思う。
アフガニスタンの人々は石を積むのが得意である。やはり、日本と違い
石の文化を持っているのだ。
アフガニスタンで水利技術に使われた技術は、日本の三大暴れ川
といわれる、九州の筑後川・関東の利根川・四国の吉野川の中の
筑後川の斜め堰と呼ばれる工法を使ったそうだ。中村氏は、福岡市の
生まれで九州大学医学部を卒業された方なので、縁があったのだろうか・・
地球温暖化の為か、アフガニスタンの高山の万年雪は激減し、
洪水が頻繁に起こるようになったそうである。取水口は荒廃し
大変さは、年毎に増しているらしい。
アフガニスタンの人々の暮らしは、大変である。
中村氏率いる、ペシャワール会の活動で、砂漠は農地に変わり、
水が引かれ、人々は自給自足できるようになった。勿論、
アフガニスタン全ての人々がそうなったわけではない。
中村氏は、きっと、これからも活動を続けることだろう。
ただ、黙々と・・・・
「私達に確乎とした援助哲学があるわけではないが、
唯一譲れぬ一線は、(現地の人々の立場に立ち、
現地の文化や価値観を尊重し、現地のためにはたらく)
ことである。 中村 哲(医者、用水路を拓く)より
タリバン派、反タリバン派、様々な価値観のアフガニスタンの
人々を繋げる、唯一つの共通項は、イスラム教である。
私は、イスラム教の信者ではないし、信奉もしていない。
中村氏もプロテスタントである。それが、仏教であろうが
、宗教でなくても音楽であろうが何でも良いのだ・・
人々の心を一つにする何か・・・それが、必要なのである。
中村氏は、それは、アフガニスタンではイスラム教だと
考えたのだ。
そして、大きなモスクを作った。
そこには、アフガニスタンの全ての人々が集まれる。
たとえ、タリバン派であっても、反タリバン派であっても・・・
天の利 地の利 より 人の和 中村 哲
私は、これはまさに「大和心」だと、感じた。
これこそ、「大和心」だと・・おほひなるやはらぎこころ・・・
宗教を越えているから、宗教をこのように
扱えるのだ・・・きっと・・・
私は、初めに書いたように、中村 哲医師の事を何も
存じ上げないまま、講演会に行き、その話と「行為」に
惹きつけられた。それは、本当に真に「行為」している
人だけが持つ何かに,惹かれたのだと思う。
知らないくせに、勝手にこんなブログをさも知っているように
書いた無礼を、許してもらえるだろうか・・・・
無知な主婦のたわ言と、思っていただければとおもう。
追伸:
ちなみに、アフガニスタンでは様々な国が支援活動を
行っているが、日本人に対しては、非常に好意的だと、
中村 哲氏がおっしゃっていた。
それは、「国際ボランティア テラの会」が、15カ国以上廻った
東南アジア諸国で、現地で常々感じていたことである。
また会の主旨もよく知らないまま、
メーリングリストで回ってきた、
アフガニスタンでハンセン病の医療ボランティアを
なさっている。。。と言う医師の
「ー鉄を買うなら 水を引けー」と言う
題目の、講演会に行った私・・・
彼は、本物だった。
私は、中村医師の、著作も、一冊も読んでいない。
しかし、このたった一回の講演会で、私は彼は本物だと思った。
ハンセン病の治療をしに行っても、ハンセン病が流行るような
不衛生な所、そして、人々が栄養不良で、免疫力が弱っている
所、は他の病気も感染病も、当然多いのである。
ちょっと、想像力を働かせれば、解ることだ。
現地に行って、
百の診療所より、一本の水路・・・要するに、きれいな水、そして
水によって生み出される食物・・・それで、人々が豊かな
食生活ときれいな水を確保できれば、ハンセン病を治すより、
まず、病気が流行らないのである。
皮肉にも、これを書いている私が、少し休憩の為、リビングで
テレビを観ていたら、
何故か黒人の子を必ず登場させて、
月3000円で、この子達の命を、マラリアから救えます・・・とか
何とか言う、ユニセフの有名なコマーシャルが、やっていた。
思わず、あなた方も、マラリアの、注射を打つより、もっと他に
出来る事があるんじゃないの?大金を持っているんだから・・・
・・・と、言いたくなった。不敬なことであることは重々、承知している。
ユニセフさん、お許しください。
中村氏によると、水利事業は、江戸時代の技術を適用したそうだ。
そうであろう。
今現在の日本での水利技術を、そのまま、持っていけるはずもない。
その土地の人が、先々メンテナンスを、自分達でできるような
技術を、その土地の人々と共に、工事しなければ意味が無いのだ。
これは、本当の支援だと思う。
アフガニスタンの人々は石を積むのが得意である。やはり、日本と違い
石の文化を持っているのだ。
アフガニスタンで水利技術に使われた技術は、日本の三大暴れ川
といわれる、九州の筑後川・関東の利根川・四国の吉野川の中の
筑後川の斜め堰と呼ばれる工法を使ったそうだ。中村氏は、福岡市の
生まれで九州大学医学部を卒業された方なので、縁があったのだろうか・・
地球温暖化の為か、アフガニスタンの高山の万年雪は激減し、
洪水が頻繁に起こるようになったそうである。取水口は荒廃し
大変さは、年毎に増しているらしい。
アフガニスタンの人々の暮らしは、大変である。
中村氏率いる、ペシャワール会の活動で、砂漠は農地に変わり、
水が引かれ、人々は自給自足できるようになった。勿論、
アフガニスタン全ての人々がそうなったわけではない。
中村氏は、きっと、これからも活動を続けることだろう。
ただ、黙々と・・・・
「私達に確乎とした援助哲学があるわけではないが、
唯一譲れぬ一線は、(現地の人々の立場に立ち、
現地の文化や価値観を尊重し、現地のためにはたらく)
ことである。 中村 哲(医者、用水路を拓く)より
タリバン派、反タリバン派、様々な価値観のアフガニスタンの
人々を繋げる、唯一つの共通項は、イスラム教である。
私は、イスラム教の信者ではないし、信奉もしていない。
中村氏もプロテスタントである。それが、仏教であろうが
、宗教でなくても音楽であろうが何でも良いのだ・・
人々の心を一つにする何か・・・それが、必要なのである。
中村氏は、それは、アフガニスタンではイスラム教だと
考えたのだ。
そして、大きなモスクを作った。
そこには、アフガニスタンの全ての人々が集まれる。
たとえ、タリバン派であっても、反タリバン派であっても・・・
天の利 地の利 より 人の和 中村 哲
私は、これはまさに「大和心」だと、感じた。
これこそ、「大和心」だと・・おほひなるやはらぎこころ・・・
宗教を越えているから、宗教をこのように
扱えるのだ・・・きっと・・・
私は、初めに書いたように、中村 哲医師の事を何も
存じ上げないまま、講演会に行き、その話と「行為」に
惹きつけられた。それは、本当に真に「行為」している
人だけが持つ何かに,惹かれたのだと思う。
知らないくせに、勝手にこんなブログをさも知っているように
書いた無礼を、許してもらえるだろうか・・・・
無知な主婦のたわ言と、思っていただければとおもう。
追伸:
ちなみに、アフガニスタンでは様々な国が支援活動を
行っているが、日本人に対しては、非常に好意的だと、
中村 哲氏がおっしゃっていた。
それは、「国際ボランティア テラの会」が、15カ国以上廻った
東南アジア諸国で、現地で常々感じていたことである。