忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[2023]  [2022]  [2021]  [2020]  [2019]  [2018]  [2017]  [2016]  [2015]  [2014]  [2013
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
本日は、政府主催で、50年前より始められた

「戦没者を追悼し平和を記念する日」の式典が

東京ドームで行われ、各地でそれに準じた追悼慰霊

式典などが行われた。


8月、いや7月後半辺りから、私の心は、追悼に向かっていた。

毎日のように、とりわけタイ北部山岳地帯の白カレン村のはずれ

の田んぼで亡くなり、我々「国際ボランティア テラの会」が、追悼慰霊に

訪れた、名前も判らぬ若い日本兵の事が、しきりと思い出されるのだ。


8月6日の「万葉のこころを歌う 第25回」では、8月の開催と言う事もあり、

副題を「~平和への祈り~」にした。

最初に、簡単であるが、会場の皆様と共に、

黙祷をさせていただいた。


「本当に、ご苦労様でした。今日は、私なりの追悼慰霊の心を込めて

 開催させて頂きます。どうか、安らかにそして、楽しんでくださったら

 ありがたいです」と、心で祈った。


コンサートの中では、

「きけ わだつみのこえ」を朗読し、その本から生まれた

オリジナル曲「わだつみの歌」歌うことにした。


実際に訪れた先ほども書いた(タイ北部の山岳地帯の白カレン村

のはずれの田んぼで亡くなった名前も判らぬ若き日本兵士)の

詩(原詩 木村天山 )を朗読し、我々の活動の中から生まれた

「帰り来ぬ風~114万人の遺骨もどらぬ悲しみの歌~」

(作詞 木村天山 作曲 田原奈津代)

も、歌った。この曲は、多くの人々が涙した歌である。


万葉集の中からは、京より九州へ防人として、転地させられた

防人の歌より、抜粋。オリジナル万葉歌曲として、歌った。



敵も味方もない・・・・戦争とは、ひたすら、人々を殺し、町を破壊し

文化を文明を破壊するものである。

一体、何が残るのだろうか・・・何のために戦争をするのか・・・・


地球に闊歩する、二本足で大脳化された、人類の最も愚かなる

行為であろうと思う。

でも、歴史は繰り返す・・・と言う事は、戦争は再び形は

違っても起こるのだ。


今日だけは、さすがに様々なテレビ局が、戦争をテーマに

ドキュメントや対談を放映していた。しかし、大東亜戦争も

半分ぐらいは、あの時代のマスコミ・・・それは、ラジオや新聞

によって、扇動させられたのだ。そして、日本は悲劇へと

向かっていった。

今では、あの時代は無かった、テレビと言うマスメディアが

幅を効かしている。インターネットもそうである。

自分達の責任の重さを感じて欲しいと思う。

拍手[1回]

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]