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★ をとめらに ゆきあひのわせを
かるときに なりにけらしも はぎのはなさく
★ 少女らに行き逢う坂の早稲を刈る時になったらしい。
萩の花がさく
巻10－2117 花を詠める
かるときに なりにけらしも はぎのはなさく
★ 少女らに行き逢う坂の早稲を刈る時になったらしい。
萩の花がさく
巻10－2117 花を詠める
[0回]
★ しらつゆに あらそひかねて さけるはぎ
ちらばおしけむ あめなふりそね
★ 白露に逆らうことが出来ずに咲いた萩よ。
散るならどんなに惜しいでしょう。
雨よ、降らないでください。
巻10－2116 花を詠める
ちらばおしけむ あめなふりそね
★ 白露に逆らうことが出来ずに咲いた萩よ。
散るならどんなに惜しいでしょう。
雨よ、降らないでください。
巻10－2116 花を詠める
[0回]
★ てにとれば そでさへにほふ をみなへし
このしらつゆに ちらまくをしも
★ 手によると袖まで色どられてしまう女郎花が、この白露に
散ってしまうのが惜しいことです。
巻10－2115 花を詠める
このしらつゆに ちらまくをしも
★ 手によると袖まで色どられてしまう女郎花が、この白露に
散ってしまうのが惜しいことです。
巻10－2115 花を詠める
[0回]
★ わがやどに うゑおほしたる あきはぎを
たれかしめさす われにしらえず
★ わが家に植え育てた秋萩を、誰がしるしを
つけることがありましょう。私に知られないように
巻10－2114 花を詠める
たれかしめさす われにしらえず
★ わが家に植え育てた秋萩を、誰がしるしを
つけることがありましょう。私に知られないように
巻10－2114 花を詠める
[0回]
★ てもすまに うゑしもしるく いでみれば
やどのはつはぎ さきにけるかも
★ 手も休めずに植えた甲斐があって、外に
出てみると、家の庭の初萩がとうとう
咲いたことです。
巻10－2113 花を詠める
やどのはつはぎ さきにけるかも
★ 手も休めずに植えた甲斐があって、外に
出てみると、家の庭の初萩がとうとう
咲いたことです。
巻10－2113 花を詠める
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