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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ かりがねの きなかむひまで みつつあらむ

   このはぎはらに あめなふりそね

★ 雁がきて鳴く日まで見続けていよう。この萩原に

  雨よ降らないで

     巻10-2097   花を詠める

 な~そ→禁止

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★ まくずはら なびくあきかぜ ふくごとに

   あだのおおのの はぎのはなちる

★ 美しい葛原の靡く秋風が吹くたびに、阿太の大野の
 
  萩の花が散ります。

   巻10-2096   花を詠める

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★ ゆふされば のへのあきはぎ うれわかみ

   つゆにそかるる あきまちかてに

★ 夕べになると野辺の秋萩は、枝先がまだ若いので

  露によって枯れてしまう。秋を待つこともできないで

    巻10-2095   柿本人麻呂歌集 (花を詠める)

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★ さをしかの こころあいおもふ あきはぎの

  しぐれのふるに ちらくしをしも


★ 牡鹿が心に思い合っている秋萩が、時雨の

  降るなかに散るのが惜しいことです。

    巻10-2094  柿本人麻呂歌集(花を 詠める)

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★ やますげの みだれこひの みせしめつつ

   あはぬいもかも としはへにつつ

★ 山菅のように心が乱れるような恋の

  思いばかりさせながら、すこしも

  逢ってはくれないあの子よ。いたずらに

  年が過ぎて行くばかりで。

    巻11-2474   柿本人麻呂歌集

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