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★ふたほがみ あしけひとなり あたゆまひ
わがすときに さきもりとなす
★ふたほがみは悪い人だ。あた病をわたしが
している時に、防人に指名しました
大伴部広成
巻20－4382
わがすときに さきもりとなす
★ふたほがみは悪い人だ。あた病をわたしが
している時に、防人に指名しました
大伴部広成
巻20－4382
[0回]
★ くにぐにの さきもりつどひ ふねのりて
わかるをみれば いともすべなし
★格国の防人が集まって来て今別れて行こうとしている。
それを見ると悲しみは払いようもない
神麻続部島麻呂
巻20－4381
わかるをみれば いともすべなし
★格国の防人が集まって来て今別れて行こうとしている。
それを見ると悲しみは払いようもない
神麻続部島麻呂
巻20－4381
[0回]
★ なにわもんを こぎいでてみれば かみさぶる
いこまたまねに くもそたなびく
★難波の港を漕ぎ出して見ると、神々しい生駒の高嶺に
雲がたなびいている
大田部三成
巻20－4380
いこまたまねに くもそたなびく
★難波の港を漕ぎ出して見ると、神々しい生駒の高嶺に
雲がたなびいている
大田部三成
巻20－4380
[1回]
★ しらなみの よするはまべに わかれなば
いともすべなみ やたびそでふる
★ 白波が寄せる難波の浜辺から、旅立っていったら、
どんなにすべないことだろうと、今私はしきりに
袖を振ることです。
大舎人部禰麻呂
巻20－4379
いともすべなみ やたびそでふる
★ 白波が寄せる難波の浜辺から、旅立っていったら、
どんなにすべないことだろうと、今私はしきりに
袖を振ることです。
大舎人部禰麻呂
巻20－4379
[0回]
★つきひやは すぐはゆけども あもししが
たまのすがたは わすれなせふかも
★ 月日は過ぎて行くけれども、母父の
玉のような姿は忘れないよ、
中臣部足国
巻20－4378
たまのすがたは わすれなせふかも
★ 月日は過ぎて行くけれども、母父の
玉のような姿は忘れないよ、
中臣部足国
巻20－4378
[0回]