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★あめつちの いづれのかみを いのらばかいとし
ははにまた こととはむ
★天地のどの神と祈ったら、また慕わしい母と
話ができるのだろうか
大伴部麻与左
巻20－439２
ははにまた こととはむ
★天地のどの神と祈ったら、また慕わしい母と
話ができるのだろうか
大伴部麻与左
巻20－439２
[0回]
★くにぐにの やしろのかみに ぬさまつり
あがこひなす いもがかなしさ
★ 国々の社にます、神々に幣をささげてあがこひを
しているだろう妻のいとしさ
忍海部五百麻呂
巻20－4391
あがこひなす いもがかなしさ
★ 国々の社にます、神々に幣をささげてあがこひを
しているだろう妻のいとしさ
忍海部五百麻呂
巻20－4391
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★むれたまの ひつぎにくぎさし かためとし
いもがこころは あよくなめかも
★群玉のまわる樞戸に釘を刺して固めたような
妻の心は動揺しているだろうか
・群玉の→枕詞
刑部志加麻呂
巻20－4390
いもがこころは あよくなめかも
★群玉のまわる樞戸に釘を刺して固めたような
妻の心は動揺しているだろうか
・群玉の→枕詞
刑部志加麻呂
巻20－4390
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★ しおふねの へこししらなみには にはしくも
おせたまほか おもほへなくに
★潮路を漕ぐ舟の軸先を越す白波のように、突然にも
命じなさることよ
丈部大麻呂
巻20－4389
おせたまほか おもほへなくに
★潮路を漕ぐ舟の軸先を越す白波のように、突然にも
命じなさることよ
丈部大麻呂
巻20－4389
[0回]
★たびといへど またびなりぬ いへのいもが
きせしころもに あかつきにけり
★旅と言っても本当の旅になってしまった。
家の妻が着せてくれた衣に、垢がついたことです
占部虫麻呂
巻20－4388
きせしころもに あかつきにけり
★旅と言っても本当の旅になってしまった。
家の妻が着せてくれた衣に、垢がついたことです
占部虫麻呂
巻20－4388
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