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★ つきよめば いまだふゆなり しかすがに
かすみたなびく はるたちぬとか
★ 月を数えると、まだ冬である。霞たなびく。
春になったっというのか
大伴家持
巻20－4492
かすみたなびく はるたちぬとか
★ 月を数えると、まだ冬である。霞たなびく。
春になったっというのか
大伴家持
巻20－4492
[0回]
★ おおきうみの みなそこふかく おもひつつ
もひきならし すがはらのさと
★大海の水底のように、心深く思慕しつつ
裳裾を引いて地を平らにした。菅原の里
石川女朗
巻20－4491
もひきならし すがはらのさと
★大海の水底のように、心深く思慕しつつ
裳裾を引いて地を平らにした。菅原の里
石川女朗
巻20－4491
[0回]
★ あらたまの としゆきがへり はるたたば
まづわがやとに うぐひすはなけ
★あらたまの年が改まって春になったらまずわが屋戸に
鶯は鳴いて欲しい
あらたまの→枕詞
大友家持
巻120－4490
まづわがやとに うぐひすはなけ
★あらたまの年が改まって春になったらまずわが屋戸に
鶯は鳴いて欲しい
あらたまの→枕詞
大友家持
巻120－4490
[0回]
★うちなびく はるをちかみか ぬばたまの
こよひのつき つきよかすみたるらむ
★全ての霞が近いからか、ぬばたまの今宵の月は
霞んでいるのでしょう
・ぬばたまの→枕詞
甘南備伊香
巻20－4489
こよひのつき つきよかすみたるらむ
★全ての霞が近いからか、ぬばたまの今宵の月は
霞んでいるのでしょう
・ぬばたまの→枕詞
甘南備伊香
巻20－4489
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★ みゆきふる ふゆかけふのみ うぐひすの
なかむはるへは あすにあるらし
★み雪降る日は今日だけです。鶯の鳴く春はもう明日であるらしい
三形王
巻20－4488
なかむはるへは あすにあるらし
★み雪降る日は今日だけです。鶯の鳴く春はもう明日であるらしい
三形王
巻20－4488
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