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★ うつりゆく ときみるごとに こころいたく
むかしのひとよ ひとがおもわれることよ
★移って行く時を感じるごとに、心を痛めつつ
昔の人が思れるよ
大伴家持
巻10－4483
むかしのひとよ ひとがおもわれることよ
★移って行く時を感じるごとに、心を痛めつつ
昔の人が思れるよ
大伴家持
巻10－4483
[0回]
★ ほりえこへ とおきさとまで おくりくる
きにがこころは わすらゆまじ
★難波の遠い所まで送って来てくれたあなたの
おきもちはわすれらるまい
藤原執弓
巻20－4482
きにがこころは わすらゆまじ
★難波の遠い所まで送って来てくれたあなたの
おきもちはわすれらるまい
藤原執弓
巻20－4482
[0回]
★あしひきの やつをのつばき つらつらに
みともあかめや うゑてけるけり
★あしひきの幾重も山奥に咲くはずの椿だから
椿はいくら見ても飽きない。そのとように、
植えた貴方はいつまでも見飽きない
・あしひきの→枕言葉
大友家持
巻20－4481
みともあかめや うゑてけるけり
★あしひきの幾重も山奥に咲くはずの椿だから
椿はいくら見ても飽きない。そのとように、
植えた貴方はいつまでも見飽きない
・あしひきの→枕言葉
大友家持
巻20－4481
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★かしこきや あまのみかどを かけつければ
ねのみしなくゆ あさゆうにして
★恐れ多いことよ。朝廷にのことを心にかけると
朝も夕も泣かされてしまうことです
巻20－4480
ねのみしなくゆ あさゆうにして
★恐れ多いことよ。朝廷にのことを心にかけると
朝も夕も泣かされてしまうことです
巻20－4480
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★あさゆうに ねのみしなけば やきたちの
とごころもあれば おもひけねつも
★朝に夕に泣かれてしまうので焼大刀ような私の
心などどうでもよいことです
藤原婦人
巻20－44797
とごころもあれば おもひけねつも
★朝に夕に泣かれてしまうので焼大刀ような私の
心などどうでもよいことです
藤原婦人
巻20－44797
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