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★ ますらおの おもへるものを たちはきて
かにはのたいに せこそつみける
★あなたは大夫と思っておりましたのに
大刀をおびてかにはの田んぼで芹子を摘んで
いらしたのですが
薩妙観
巻20－4456
かにはのたいに せこそつみける
★あなたは大夫と思っておりましたのに
大刀をおびてかにはの田んぼで芹子を摘んで
いらしたのですが
薩妙観
巻20－4456
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★ あかねさす ひるはたびて ぬばたまの
よるのいとまに つめるせちこめ
★あかねさす昼は田を与えて、ぬばたまの夜
公務の暇に摘んだ芹子によ、これは。
ぬばたまの→枕詞
橘諸兄
巻20－4555
よるのいとまに つめるせちこめ
★あかねさす昼は田を与えて、ぬばたまの夜
公務の暇に摘んだ芹子によ、これは。
ぬばたまの→枕詞
橘諸兄
巻20－4555
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★ たかやまの いわおにうまれる すげのねも
ねもこのごろに ふりおくしらゆき
★高山の岩のように生える菅の根のように、降り
積もった雪よ
橘諸兄
巻20－4454
ねもこのごろに ふりおくしらゆき
★高山の岩のように生える菅の根のように、降り
積もった雪よ
橘諸兄
巻20－4454
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★あきかぜの ふきこきしける はなのにわ
きよきつくよに みれどあかぬかも
★秋風が吹くしごいて散らせた花が見ている庭は
清らかな月光の中に見飽きないことよ
大伴家持
巻20－4453
きよきつくよに みれどあかぬかも
★秋風が吹くしごいて散らせた花が見ている庭は
清らかな月光の中に見飽きないことよ
大伴家持
巻20－4453
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★をとめらが たまもすそびく このにわに
あきかぜふく はなはちりつつ
★少女たちが美しい裳裾引くこの庭には
秋風が吹き花は散り続けて
安宿王
巻20－4452
あきかぜふく はなはちりつつ
★少女たちが美しい裳裾引くこの庭には
秋風が吹き花は散り続けて
安宿王
巻20－4452
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