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★わがやとに さけるなでしこ ぬさはせぬ
ゆめはなちるな いやをちにけ
★ わが家に咲いている石竹花よ。
贈物をしましょう。けっして
花が散らないで欲しい。
ますます若返ってください
丹比国人
巻20－4446
ゆめはなちるな いやをちにけ
★ わが家に咲いている石竹花よ。
贈物をしましょう。けっして
花が散らないで欲しい。
ますます若返ってください
丹比国人
巻20－4446
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★うぐひすは こへはすぎぬと おもへども
しみにしこころ なほこひにけり
★鶯の鳴く声がもう、過ぎたと思うのだが、鶯に
染まった心は、やはり鶯の声を恋しく
思ったころよ
大伴家持
巻20－4445
しみにしこころ なほこひにけり
★鶯の鳴く声がもう、過ぎたと思うのだが、鶯に
染まった心は、やはり鶯の声を恋しく
思ったころよ
大伴家持
巻20－4445
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★わがせこが やとなるはぎの はなさかむ
あきのゆふへは われをおもはせ
★貴方の家の萩の花咲く、秋の夕方は私を
思い出してください
大原今城
巻20－4444
あきのゆふへは われをおもはせ
★貴方の家の萩の花咲く、秋の夕方は私を
思い出してください
大原今城
巻20－4444
[0回]
★ひさかたの あめはふりし なでしこが
いやはつこいに こいしきわがせ
★久方の前は降りしきる石竹花の益々、
新鮮な花のように、恋しい貴方
・ひさかたの→枕詞
大原今城
巻20－4443
いやはつこいに こいしきわがせ
★久方の前は降りしきる石竹花の益々、
新鮮な花のように、恋しい貴方
・ひさかたの→枕詞
大原今城
巻20－4443
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★わがせこは やとのなでしこ ひならべて
いやはつこひに われをしのはせ
★貴方の家の萩の花が咲く秋の夕方は私を
思い出してください
大原今城
巻20－4442
いやはつこひに われをしのはせ
★貴方の家の萩の花が咲く秋の夕方は私を
思い出してください
大原今城
巻20－4442
[0回]