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★ あめつちの かみにぬさおき いはひしつつ
いませわがせな あをしおもはば
★天地の神に幣を捧げていつも、祈っていてください、
あなた、私を思ってくれるのなら
巻20－4426
いませわがせな あをしおもはば
★天地の神に幣を捧げていつも、祈っていてください、
あなた、私を思ってくれるのなら
巻20－4426
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★さきもりに ゆくはたがせと とふひとを
みるがともしさ ものおもひもせず
★防人の行くのは誰の夫かと言葉をかけている人を見るのが
うらやましい。何の物思いもなく
巻20－4425
みるがともしさ ものおもひもせず
★防人の行くのは誰の夫かと言葉をかけている人を見るのが
うらやましい。何の物思いもなく
巻20－4425
[0回]
★ いろぶかく せながらころもは そめましを
みさかたらばら さやかのみむ
★濃い色にあなたの衣は染めれば良かった。足柄の
御坂を越える時にはっきりと見えるでしょうに
物部自売
巻20－4424
みさかたらばら さやかのみむ
★濃い色にあなたの衣は染めれば良かった。足柄の
御坂を越える時にはっきりと見えるでしょうに
物部自売
巻20－4424
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★ あしがらの みさかにたして そでふらば
いへなるいもは さやにみもかも
★ 足柄の御坂に立って、袖を振ったら家に
居る妻は、はっきりと私を見るだおかなあ
藤原部等母麻呂
巻20－4423
いへなるいもは さやにみもかも
★ 足柄の御坂に立って、袖を振ったら家に
居る妻は、はっきりと私を見るだおかなあ
藤原部等母麻呂
巻20－4423
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★わがせなを ちくしへやりて いつくしみ
おびはとかなな あやにもかもねも
★わが夫を筑紫へ旅だたせて、いとしいので帯を解かずに
あやしくも寝ることだなあ
服部呰女
巻20－4422
おびはとかなな あやにもかもねも
★わが夫を筑紫へ旅だたせて、いとしいので帯を解かずに
あやしくも寝ることだなあ
服部呰女
巻20－4422
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