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★ くさまくら たびゆくせなが まるねせねば
いへなるわれは ひもとかずねる
★草を枕とする夫が、着物のまま寝るなら、家に居る
私は紐を解かずに寝よう
草枕→枕詞
椋椅部自売
巻20－4416
いへなるわれは ひもとかずねる
★草を枕とする夫が、着物のまま寝るなら、家に居る
私は紐を解かずに寝よう
草枕→枕詞
椋椅部自売
巻20－4416
[0回]
★しらたまや てにとりもちて みるすのも
いへなるいもよ またみてももや
★真珠を手にとって見るように、わが妻も
見たいものだなあ
物部歳穂
巻20－4315
いへなるいもよ またみてももや
★真珠を手にとって見るように、わが妻も
見たいものだなあ
物部歳穂
巻20－4315
[0回]
★ おおきみの みことかしこみ かなしけまこが
てはなり しまづたひいく
★大君の命令が畏いので、いとしいあの子と手をわかって、
島伝いに 旅行に行くことです
大伴部小歳
巻20－4414
てはなり しまづたひいく
★大君の命令が畏いので、いとしいあの子と手をわかって、
島伝いに 旅行に行くことです
大伴部小歳
巻20－4414
[0回]
★ まくらがた こしにとりははき まかなしき
せろがかなしき こむつきのしらなく
★枕太刀を腰に帯びて愛しい背子が帰って来る月は、
いつとしれない
大伴部真足女
巻20－4413
せろがかなしき こむつきのしらなく
★枕太刀を腰に帯びて愛しい背子が帰って来る月は、
いつとしれない
大伴部真足女
巻20－4413
[0回]
★ しまかげにゆれて わがふねはてて つげやらむ
つかいをなみや こひつつをれど
★ 島蔭に船が停泊している。そうした使い
がないので、故郷を恋つづけているのか
大伴家持
巻20－4412
つかいをなみや こひつつをれど
★ 島蔭に船が停泊している。そうした使い
がないので、故郷を恋つづけているのか
大伴家持
巻20－4412
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